姫の取り合い/REO , ALAN , RYOTA Episode 3 (ページ21)

今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:286,146 hit

121　｡:+ ALAN +:｡ページ21

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
亜「俺達、付き合うことになった」

玲於と涼太は悲しい顔をしたけど

それを隠して祝ってくれた。

「おめでとう!!」と楽屋に響き渡った。

祝福もしてくれるし悲しい時は分かち合う。

このメンバーだからこそ出来ること。

亜嵐がリーダーだから祝うんじゃない。

みんな、心から “ 良かったじゃん ” って

思ってくれてるんだ。

玲「悔しいけど、お似合いだわ。幸せにな」

涼「あーぁ、取られちゃった笑」

なんて。昨日のことのように思い出すよ。

マ「海原さん。

インタビューがあるのでこちらへ」

インタビュー？

『はーい？』

＿

それを終わらせて楽屋に戻ると

〈祝・1年目!! 〉

そう描かれた紙と、大きなケーキ。

『え…？』

「「1周年おめでとう！」」

一斉にみんなが告げてくる。

『ありがと…』

でも、肝心の亜嵐が…

メ「A、後ろ後ろ！」

後ろ？と思って振り向くと

亜嵐が思いっきり抱きしめてきた。

そして、私の後頭部を抑えキスをしてきた。

亜「1年も付き合ってくれてありがとう。

時期は早いけど、我慢できねぇから言う。

A、俺と結婚しよう」

みんなの声が聞こえる。

期待するような…待ってました！みたいな。

でも、それすら気にならないよ。

ずっと恥ずかしいって思ってたけど

今は嬉しくて仕方ない。

『…ありがとう…私、亜嵐が好きだよ…』

涙で上手く言えない。整理が追いつかない。

でも、これだけは言える。

『もちろん…こちらこそ』

1年前、私はここで、亜嵐に告白の返事をした。

1年後、亜嵐はここで、私にプロポーズをした。

『私、ゼクシィ読まなきゃね！笑』

みんなが笑う。

亜「そうだな笑今日買いに行くか笑」

隼「Aがゼクシィ読むとか笑」

龍「やべーな笑式、呼べよ？」

『もちろん！笑

誰かにスピーチさせよっと笑

って…下向かないでよ!!笑』

「「笑」」

場所は変わらない。でも伝えたい想いは変わる。

来年も、再来年も、ずっと笑っていようね。

亜嵐が大好き。これからも愛してる。

この場所で、次は何を伝えられるかな？

同じ場所で / 白濱亜嵐

＿＿END