29話 ページ33
毎日じめじめ雨ばっかり
雨が降ると雷がなるし暗いからすっごく怖いのに
今日の授業でみんなが思った
殺せんせーの頭がなんか大きい
律「殺せんせー33%ほど巨大化した頭部についてご説明を」
殺「水分を吸ってふやけました湿度が高いので」
生米みたいだね…とか心のなかで思ってた
E組の校舎はボロだし雨漏りするしエアコンはない
倉橋「先生帽子どうしたの?ちょっと浮いてるよ?」
殺「よくぞ聞いてくれました先生ついに生えてきたんです…髪が」
皆「キノコだよ!」
クラス皆が一斉にツッコんだ
梅雨はじめじめ人の心もちょっぴり湿る
茅野「Aちゃん一緒に帰ろう!」
「うん!杉野くんも渚くんもひなたちゃんも!」
近くにいたみんなと帰ることにした
岡野「ねぇあれ前原じゃんか
一緒にいんのは確か…C組の土屋果穂」
杉野「はっはー相変わらずおさかんだね彼は」
殺「ほうほう」
私達と同じく前原くんを観察していた
あっちの会話は聞こえなかったけれど
果穂さんが前原くんのもとを離れて生徒会の人のところに行った
前原くんがその人達に蹴りとばされて沢山蹴られていた
「前原くん…」
杉野「あいつら…」
理事長「やめなさい」
突然理事長先生が来て前原くんを助けてくれた?多分
皆で前原くんのもとに駆け寄った
前原「ひとって皆ああなのかな
相手が弱いと見たら…俺もああいう事しちゃうのかな」
潮田「うわぁ!殺せんせー膨らんでる膨らんでる!」
殺せんせーの頭部は驚くほど膨らんでいた
殺「仕返しです」
殺「力なきものは泣き寝入りをするところですが…
君達には力がある
気付かれずに証拠も残さず標的を仕留める暗殺者の力が」
前原「ははっ何企んでんだよ殺せんせー」
殺「屈辱には屈辱を…彼女達をとびっきり恥ずかしい目にあわせましょう」
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作者名:唯花 | 作成日時:2020年5月4日 12時