7話 ページ11
烏間先生side続きます
オエッ と小さな声でトイレの方から聞こえる
「A!?」
俺は急いでトイレに向かった
トイレを開けようとすると鍵がかかっていた
オエッと聞こえ咳き込む声も聞こえた
「A?」
桜海「た…惟臣さん?今変わります」
「そうじゃない!具合が悪いのか?」
水を流すおとが聞こえたあと
ガチャ
桜海「お帰りなさいゴホッ今からご飯を作るから…」
真っ青な顔でそう言った
「A具合悪いんだろ?無理しなくていいから寝ろ」
桜海「大丈夫だから!」
走ろうとしたところターンをしただけでフラついていた
「ほら」
俺はAを抱えて部屋に連れていった
「寝てろ!」
桜海「違うもん…元気だから」
弱々しく反論していたが元気がなかった
「なんか買ってくる、欲しいものは?」
桜海「元気だし…」
「はぁ、とりあえず熱を計れ!」
ピピピピッ
「はい、38.5度か…大人しく寝ていろ」
桜海「はい…」
Aにそう言ったあと
スポーツドリンクやゼリーなど食べれそうな物と薬を買った
「A薬だ、ゼリーもあるからとりあえず何か食え」
桜海「やだ…というより無理」
「ほら一口でいいから」
Aはゼリーを一口と薬と水 スポーツドリンクを飲ませた
桜海「仕事していいよ…寝るから」
「わかった」
自分の部屋からパソコンと資料をAの部屋に持ってきて作業をした
しばらくしてから
グッと音が聞こえきた
嘔吐するのを我慢する音だ
「A?」
ウッと胃の中から口まで嘔吐物が上がってくる音耐える音が聞こえる
「トイレ行ける?」
フルフルと首をフってきた
近くのゴミ箱に嘔吐させようとした
「吐いていいんだよ」
桜海「はぁはぁ…ウッ」
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作者名:唯花 | 作成日時:2020年5月4日 12時