8 仲良くなれたかな ページ8
京極「Aさん、今日このあと空いてますか？」
『うーん、空いて…ますよ』
京極「まだ慣れないですか。ゆっくりでいいですよ。そんな毎度 ですよ。さんみたいになられても困ります笑」
『ありがとうね…。このあと、どこか行くんですか？』
京極「僕の家、来てみませんか？来たことないですよね」
京極さんの家。確かにまだ行ったことがない。
そこまで気を許してくれているのかわからなくて。
『いいの？嬉しいなあ。』
京極「一緒に映画観ましょうよ。この間いいの見つけたんです。Aさんが好きそうな話。」
そういえば最近は忙しくて映画を見る時間もなかったな。
『行くとき何か食べ物買っていこう。私が全部だすよ。』
中野「いいなあ、僕も行きたいなあ。」
京極「お前こないだ誘ったとき嫌そうな顔してたろ！」
中野「えー！Aさんいたら別じゃないですか！」
かわいいー。
私がいたって買ったジュースが少し減るくらいしか変化ないのに。
京極「ほんっとクソみたいな後輩！」
なかむら「俺は、二人のこと見守ってるね。」
なかむらさんはやっぱり、お父さん枠だな。
おふざけにもちゃんと全力でのってくれるお父さん。
京極「いらんわ。昨日の金返せ。」
なかむら「やだっ、反抗期？」
やっぱりお母さんだったみたい。
京極「Aさんもう行きましょ。このままだとこいつらついてきますよ」
『二人で逃げよっか。』
京極「今日は機嫌がいいんですね」
こういう時間が一番楽しい
なかむら「もー、かけおち！？お母さん許しませんよー！？」
中野「僕が一番かわいいって、言ってたじゃないですかー！」
『二人はまた今度ね。』
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作者名：おぜんざい☆混ぜ混ぜ | 作成日時：2024年2月20日 2時
