波乱万丈 (ページ32)

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32 昼寝ページ32

…気づいたら寝ていた。
昼間の劇場はいい昼寝どころである。
周りを見ても寝てる人がちらほら。

King「京極さんはそこが一番落ち着くんですね。」

出た。神保町で一番甘い匂いを放ってるKing Boyさん。
とても優しい方。

『京極くんはいっつもここなのよね、おかげで腹筋鍛えられそうです笑』

King「猫ちゃんみたいですね。俺も猫飼いたいなあ」

風斗くんはいつも私の膝に頭を乗せて、丸まって寝る。
Kingくんの言うとおり、猫そのもの。

『この子は私のだからだめだよ』

King「とりませんよ、もう！笑惚気話なら俺帰りますよ！」

京極「ええやんか。俺はAのもん。Aは俺のもん。惚気話というより、事実よな。」

改めて、私達付き合ってるんだなあ。
そういえば、風斗くんって私のどこが好きなんだろう…。

King「急に起きてそんなジャイアンみたいなこと言われても…。なかむらさん！助けてください！俺はもう無理です！」

意外と一回も聞いたことないかも？

なかむら「お前らもうやめや？Aさんがなんか真剣に考えだしちゃったから。」

京極「何をそんな考え込んでるん？急に笑」

『いや、うーん。なんでもない』

いざ聞くとなると恥ずかしいもんだなこれ。
二人きりならなおさら恥ずいだろうな。

京極「俺にだと話しづらい内容？俺タバコ吸いに行くから3人で話してて？」

『ごめんね、ありがとう！タバコ、あんまり吸わないでね〜！』

この二人になら、相談できるかも。