鬼になりましたが何か？(泣)【鬼滅の刃】

廿壱 ページ24

「えあっっえっちょっっとまっ、A！？！？ななななんでこんな化け物と一緒に……」



『うー』




それがね兄さん、愛しの兄さんを探そうとしたらね、こんなやつに襲われたのよ！！


まぁ結果的に合流できたしよかったのか……あれ？よかったのか…？？


私らが鬼ごっこしたのは正しかったのか…？あれ？？(混乱)



まままままぁいいや、さっさとこんな化け物屋敷出なきゃな！！


どうやって出んのか知らねぇけど！！仕方ないじゃん方向音痴なんだから！！


ととととにかくね、出よう？？炭治郎さんたちはその後でいいよね？ね？？



「ととととりあえず逃げようA、正一くん！！」



あ、この子正一っていうんだ。


………兄さん待って、手を繋ぎながら走って逃げるというのはいいんだよ、まじ青春(？)じゃんね？逆にもっとやってって感じじゃんね？？


でもさ兄さん、そっちはあれなの、屋敷の奥深くまで行ってしまうような気がするの()


えっ出よう？？ねえ脱出しよう？？



「なあ聞いてくれよ、なあA…」


『うー？』



なになに、なんかあった？


もしかして正一くんと女の子が入れ替わっちゃった！？(？)



「あのなあのな、俺さ、助けを呼ぼうとしてさ、そんでここ出ようとしたんだけどさ…あっいや別に逃げようとしたわけではないよ？うん…それでさ、出口っていうか玄関？を開けたのよ、そしたらさ、玄関消えたしなんかいるしでさ、最悪でさ…」



長いわもうちょい要約しなさい。


………え？？いやちょっと待って今なんて言った？？？



玄関が、消えた…？？




それつまりあれだな、詰んだ？？



『………』



よしっ



準備OK！！



「わああああちょちょちょ蹴ろうとしないでください！！壊さないで！！」



「えええええちょっと、えええ！？A！？！？やめて！！！」



え？？いや別にだってさ、脱出したいじゃん？？




「…いや出れるからいいのか…？よし行けAやれ！！」



「善逸さん！！」



『むんっっ』



「まっ………善逸さん！！！」



「えええなんで俺！？」



勢いつけて！


バッコーーン！！




「あああああもう……！知りませんからね！！」



少年、さあ出るぞ………(真顔)

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