鬼になりましたが何か？(泣)【鬼滅の刃】

拾漆 ページ18

『〜〜〜！？！？！？！』




ゑゑゑゑゑゑ！？！？



ついに私の頭が狂ったのかと思ったんだが、ええええ！？？



おいこらちょっと待て既に狂ってんだろとか言うなよいいな？？

誰に言ってんのかわかんねぇけど！！！！(口調どうした)




「ひっっ………なんなのなんなのもうやだよぉ……」



『むー……』




兄さんはやばいよ、これ死ぬんじゃないかな()



あああああ落ちるときのドシャッっていう音が嫌いなんだよもうやめてよSAN値ゴリゴリ削れてるからもうだめだってええええええ(落ち着け)



血だらけだし………何があったんだよ……いや生身の人間が鬼の住処に行ったらそりゃ無事で済まないだろうけどさ………



ほら子どもたち怯えてるよ…小さいうちからこんなの見たらトラウマになっちゃうだろうな…




「大丈夫ですか！？」




炭治郎さんが、さっき屋敷から落ちてきた人に駆け寄り、声を掛けた。


すみません、不謹慎かもしれませんが、これのどこが大丈夫なのでしょうか()


血のりでも使わない限りこんなにならないと思うんだ。




「出ら…せっ…かく…」



待って嫌な予感がするんですがそれは！！


これあれでしょ、もしかすると断末魔っつーやつでしょ？？


遺言が悲しいことになるから！！！


いやもしかしたら死なないかもしれない！！なんとか無事でいられるかもしれない！！！




「死…ぬ…のか…？俺…死ぬ…の…か…」




そうぽつぽつ言葉を紡いでいく。


…これは……どうだろう……


炭治郎さんは、その人を抱きしめた。

…大丈夫だって言うのかな。少しでも、安心できるように…




「グォオオオオ…」



『！？』




屋敷から、何かの呻き声が聞こえてきた。


…鼓の音も聞こえる。



これは……マジでやばいぞ………帰りたい………



に…兄さんが…顔を青くして汗をめっちゃかいて…はぁはぁ言ってる…




「に、兄ちゃんじゃない…兄ちゃんは柿色の着物着てる……」




知ってたけどさ、やっぱり沢山の人が捕まってるんだなぁ。


私達も捕まるとかそんな…やめてね？？(震え)




「善逸！！行こう！」




炭治郎さんが兄さんにそう言うと、兄さんは思いっきり首を横に振った。


いやまあ、兄さんのことだからそうすると思ってたよ？でもそこはさ、「おう！」って力強く頷くもんでしょうよ。




「……。そうか、わかった」




そう言った炭治郎さんの顔は、般若のようなとても怖い顔だった。


正直鬼より怖い()

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