善「兄が柱だしめちゃくちゃ美少女な件について」

参拾伍 ページ36

Aside




まぁ特に悲しいは嘘なんですけどね。




「そうか…伊之助は……？」




「伊之助さんすごく状態が悪かったの。毒が回ったせいで呼吸による止血が遅れてしまって」



って泣きながら答えるアオイちゃん




…んー天井になんかいるのは気の所為なのか。




「そうか…じゃあ…天井に張り付いてる伊之助は俺の幻覚なんだな…」




炭治郎くんがそう言ったから気の所為じゃないわ




みんなビビっちゃってるじゃんかぁ




「よくぞ気づいた炭八郎!!」



グワハハハと笑いながら伊之助くんが言った。



そしてそのまま布団の上にジャンプすると




「俺はお前よりも七日前に目覚めた男！」



それに対し炭治郎くんが褒めるとへへっうふふっとソワソワしながらもっと褒めろ!!って



「そしてお前は軟弱だ!!心配させんじゃねえ!!」



「伊之助さんが普通じゃないんですよ。しのぶ様も言ってたでしょ!!」




たしかに。わかる。



「そうだ炭治郎さん。見てくださいこの本。ミツアナグマっていう外国のイタチです!!分厚い皮膚は鎧なんですよ。獅子に噛まれても平気なの。毒が効かないから毒蛇であっても食べちゃうし、伊之助さんはこれと同じだってしのぶ様が」



この時点で面白いのに



隠の人が胡蝶様も適当だなって言うから余計笑うし




アオイちゃんが彼について考えるのがめんどくさくなったのでは？って言うのにとどめ刺された。笑い止まらない




そして伊之助くんは俺は不死身だ!!って勘違いし始めてアオイちゃんが怒って喧嘩し始めた。





…それから一週間後、炭治郎復活。伊之助くんは任務にも復活。





炭治郎くんに突然声をかけられた。




「Aさん…これみてください」



そう言われたので出されたものを見ると"お前にやる刀は無い"だとか"ゆるさない、呪う"だとか書いてあった




怖！！！




「…刀鍛冶の里行ってみれば？」




「行っていいんですか!?」




と、言うことでお館様から許可が出たらしく、炭治郎くんは里へ向かった。




さてと〜俺は何するかな〜




任務終わったし暇なんだよな〜




善逸帰ってこないかなぁ。

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