【鬼滅の刃】ねぇ無一郎くん、こっちを向いて。

ねぇこっち向いて 06 ページ7

結局、しのぶさんにその病気?の事は解決してもらえず。




でもとりあえず暇だから、しのぶさんのお手伝いをする。
任務で怪我をした隊士の手当てかな。まあ結構お手伝い来てるから出来なくはないのよね!




ええっと、誰だっけ?
我妻善逸くん?



しのぶさんに言われた通り、黄色いたんぽぽみたいな頭でうるさい男の子を探す。




でも探す必要はなかったみたい。




「えええええぇぇえ炭治郎炭治郎!!見てよすごく美人な人がいる!!!!!え、俺にしか見えてない!?遂に幻覚!?ｲﾔｧｱｱｱ!!!!!(汚い高音)」




怪我した人達のいる部屋に入った途端そう叫ばれたら探さなくてもこの子だなって分かるわ。笑



そんな顔を真っ赤にしているたんぽぽ頭くんに近づいて、一応確認する。



『えっと…君が我妻善逸くんかな?』



善逸「はいっ!はいっ!!俺ですぅぅぅう!!こんな美人が俺に何の用ですか!?結婚しますか!?」



『いや遠慮しとこうかな、うん』



うるさいとは聞いていたけどなんか想像を超えたな〜




『私は蕾柱の花埜A。今日はしのぶさんのお手伝いで、善逸くんの怪我の手当てをしに来たの。』



そう言って微笑むと善逸くんは固まったあとまるで汽車かなみたいな勢いで湯気やら何やらを吹き出した。




善逸「あ、やばい俺今日命日。さよなら俺」




『え、ちょい君大丈夫?』



あ、だめだこの子かなり病気だわ
最近の若い子はわからないな…




と、1人困っていると見た事のある、赤い髪で花札のようなものを耳につけた男の子と、猪をかぶった男の子がやってきた。



炭治郎「あっ!こんにちは!!蕾柱のお方ですよね?」



『あ、君は鬼を連れた隊士の炭治郎くんだね?見たことあると思ったんだ!』



すごく元気に挨拶してきてくれた炭治郎くんと、




「ハァン!?誰だっ勝負しろっ!!!!!」



おうおう、すごいこちらも元気なお子ですわ
嘴平伊之助くんと言うらしい男の子。
出会って2秒で手合わせを申し込んできた猪は初めてだわ



炭治郎「こらっ伊之助!こちらの方は蕾柱のAさんだぞ!」



そう言って般若みたいな顔で怒る炭治郎くん。




『大丈夫だよそんな!はい、よろしくね伊之助くん!!ﾆｺｯ』



伊之助「……ﾎﾜﾎﾜ」



『?』



よくわかんないわ、個性豊かすぎて。



そして賑やかな3人組に囲まれて善逸くんの手当てをしていると、まさかの人物の登場だった。

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