【鬼滅の刃】ねぇ無一郎くん、こっちを向いて。

ねぇこっち向いて 13 ページ14

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『え!?た、炭治郎くんどうしたの!?!?』








私が任務帰りにたまたま見かけた炭治郎くんは、足を引きずっていた。








炭治郎「あ、Aさん!!いや、ちょっと任務で怪我をしてしまって…」







えへへ、と笑う炭治郎くんだけど、そんな笑い事じゃなさそうな怪我。








『歩ける?蝶屋敷まで送ってくよ!!』




そう言って駆け寄ると、炭治郎くんは吃驚した顔をしてこう言った。





炭治郎「え!?そんな大丈夫ですよ!俺は長男なのでこのくらい平気です!!」





…でた、竈門炭治郎といえばの長男説。
まさか生で聞けるとは。←





『君が長男なのは有名だから知ってるけど、柱からしたら大事な後輩が怪我して無理してるのを見殺しには出来ないの。だからほら、肩貸すから!!』



柱としてのプライドが許せないからね。
そう言うと、すみません…としぶしぶ了承してくれた。









そしてゆっくり歩くこと15分、蝶屋敷に着いた。
珍しく静かだ。




『しのぶさーん!炭治郎くんが怪我してきましたー!!』



炭治郎「ちょ、Aさん!!そんな大きな声で言わなくても……」



なんて言ってる炭治郎くんをさらっとスルーしながら見渡すと









無一郎「あっマイエンジェル。やっと帰ってきた、おかえり♡」









『…は?』









炭「」




いつもはそっけないはずの無一郎くんがそこにいた。








無一郎「今日も君の瞳に恋してる」









訳の分からないことを言いながら_______

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