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今日は一人で花畑に行ってきた。

善逸に渡すための、花指輪を作るために。


高価な物は買えないことはないけれど、きっとそれでは気づかれてしまうから。


ーー

『ぜ、善逸…!』



昨日のことがあったからか、少し言葉に詰まってしまう。



善逸「A! どうしたのー?」



しかし、当の本人は気にしていないようで、こちらとしても気が楽だ。



『手、出して』


善逸「こう…?」



差し出された手を掴むと、自分のと比べてごつごつしていて、やはり男の子なのだな…と実感する。


そして、指輪をはめる。

これは自分でも、少し照れ臭く感じた。



『はい、綺麗にできたから、善逸に』


善逸「ありがとう…!」




…やっぱり気づかない。

愛→←妬



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作者名:あるてぃめっと侍 | 作成日時:2023年9月20日 21時

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