もう一度会いたい・・・～守りたいもの～ Part１【絶鬼】 (ページ10)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:447,656 hit

９ページ10

まさか、そんな風に思っていたんなんて私は知らなくて絶鬼のことを考えずに傷つけてしまったことが許せなくなる。私は涙を拭いて絶鬼の顔を見ると絶鬼も泣いていた。

貴「もぉ～泣かないでよ・・・私は大丈夫だし絶対死なないんだから！ねっ？」
絶「あぁ・・・勝手に死んだら許さないよ？」
貴「うん！よしっ！もう休み時間も終わりそうだし教室に戻ろう！」
絶「そうだね(微笑」

私たちは２－３の教室に向かって歩き出した。絶鬼は途中で『Aが戦いたいって思うんだったら別に良いよ。ただし・・・絶対無理はしないようにね？』どこかまだ、心配そうな顔をした絶鬼は私にそう言った。だから私も

貴「じゃあ、絶鬼も無理はしないで？後、勝手に一人で抱え込むのも無しだからね！」
絶「うん約束する(微笑」
貴「よろしい！(ニコ」

そんな約束をしていたら、あっという間に教室についた。私達が教室に入るといっせいに周りに集まりだした。しかもなんか、男子は青鬼のお面かぶっているし(苦笑)でもって、とても賑やか。

美「もぉ～Aどこに行ってたの？気が付いたら居なかったからびっくりしたよｗｗｗ」
貴「ごめんごめん！」

私はそう言いながら絶鬼と一緒に席に着いたその直後、津子先生が教室に入ってきた。

津「静かにしなさ～い！３組今、何の時間？」
広「ぬ～べ～の授業なんだけど来ないんだよ」
津「えっ？鵺野先生が？」
秀「探しに行こうか？」
津「あっ！いいから、席についてて私が探してくるから」

その一言で教室中が騒がしくなった。

美「やっぱ心配なんだ？」

津子先生は、え？みたいな顔をしている・・・うん、これは鈍感ですね(笑)

克「絶鬼、今ので分かったと思うけど律子先生とぬ～べ～は、う～んそういうことだから」
広「いやらし～い！」
律「ちょ、ちょっと～！」

絶鬼・・・なんで笑っているの？！それに！克也！『律子先生とぬ～べ～がう～ん』って言われても分んないよ？！

律「からかわないで！私が心配するのは鵺野先生が大切な人を守りたいと思う気持ちと一緒です。私は心配することしかできないけど・・・」

全「ふぅぅ～」

おぉ！なんと律子先生。大胆発言！また皆がはやし立てると律子先生は「自習してなさい！」って言って教室から出ていた。