もし、転校生が二人いたら…3【あんスタ】

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何がいけなかったのだろうか。


？「流星グリーン！お前はこんなとこで終わるようなやつではないだろう！」


？「うぅ、鬱だ……」


やはり、鳴上さんに任せておいたら良かったのだろうか


先程私を呼び止めた赤い服の人は、流星グリーンという人の機嫌を何とかとろうを奮闘している


さて、ここで疑問。なぜ私は呼び止められたのだろう


今なら帰ってもいいんじゃないか？


……前にも似たようなことを考えて、結局最後までいた気がする


？「お前も何か言ってくれ！流星グリーンのやる気を起こさせるんだ！！」


「……グリーンさん、やることやったらこの人が好きなものを何でも買ってくれるそうですよ」


そう言って、赤い服の人を指差した


すると、今までのやる気の無さは何だったのか、だらだらと座っていただけだったグリーンさんは、素早い動きで立ち上がり、赤い人のもとへ行った


……そういえば、この赤い人はバスケ部のキャプテンではないだろうか。飯島の話の中で出てきた気がする


それに一度会ったことがあるような、ないような……


確か名前は……


？「ありがとう！お前のおかげでグリーンがやる気を出してくれた！俺の金が犠牲になったがな！わっはッは☆俺は流星レッド、守沢千秋だ！よろしくな！」


「本田Aと言います……すみません、私たち一度自己紹介したことありませんでしたか？」


どっちだったかな


守「うーん、すまん！覚えてない！」


まぁ、自己紹介くらい、何度やってもいいか


守「そしてあっちにいるのが流星グリーン、高峯翠だ！本当に助かった！ありがとう！」


「いえ、お役に立てて良かったです。それでは失礼します」


予想よりははるかに速くこの人たちから解放された


職員室に着き、先生から次の指示をもらう。急いで戻らないと、鳴上さんのお説教で仕事ができなくなる！


ガラッと、扉を開けて鳴上さんを探す


「お姉ちゃんごめん、遅くなった」


鳴「大丈夫よォ？私も少し、ユニットのことをしていたから」


良かった……


「次は、講堂付近の清掃だって」


鳴「分かったわァ〜、ありがとう」


もう明日の準備は終盤に差し掛かっているようだ


明日は成功するだろうか

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