【ブルーロック】ようこそ特遊郭、青日和屋へ【男主】 (ページ8)

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七の花ページ8

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「ふーん。そーなんだ？残念だなぁ。仲間が増えると思ったんだけど」

「あの。不躾で申し訳ないですが貴方は……？」

わざと話を逸らしたが、対して気にしてないのか此方の疑問に答えてくれた。

「俺？俺は……三津。よろしくね〜！えぇっと…」

「あ、僕は……＿＿＿＿＿や、夜葵っていいます」

真名を名乗ればいいものを、何故だか口は成り行きで頂いた源氏名を告げていた。
それを混乱のまま考えることを一旦放棄する。告げたものはもう後の祭りなのだから。

「そっか！これからよろしくね〜？じゃあ今から夜の準備あるからそろそろ行くね！ばいばい！」

「ば、ばいばい」

言って早々にすぐさま立ち去る突風のような彼に、目を白黒させてしまう。

蜂の柄が入った見たことの無い極上の羽織を翻して立ち去っていく彼を背後に見つめ、右往左往足踏みしていたのを料理所に一歩踏み出すことにした。

ずっとここにいたら後で邪魔になる。そんなら今邪魔になっちまった方がいいと吹っ切れてしまったのだ。
これは天真爛漫を見目からわかる通りな彼と取り留めもなく他愛のない会話をしたおかげだろう。
あどけない顔つきにも妖艶さが乗り、さらに躰付きは男らしいというあべこべなところが魅力的な彼を脳裏に夢想させる。

「失礼申し上げます。今日から此方に配属となりました＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿夜葵です」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾒﾓﾀﾞﾖｰ

蜂柄羽織ってなさそう(挨拶)
三津(みつ)は蜂蜜から文字って使ってる節しかないです。
まあ蜂柄羽織の君は皆様お分かりの通り蜂楽廻ですよ。ええ。
１回消えた分どう書いてたか思い出せない呪いにかかってて大変難産で泣き笑いしてた。