雑貨26(BADEND編) ページ33
翔side
その黒い笑みに
本気を感じた…
人間の抹消…
翔「フッ)…面白そうだな」
とても、興味がそそる
貴「クスッ)私と協力してくれる?」
こんな楽しそうなこと断る訳がない
翔「当たり前だ♪」
大量の魂がとれるぜ
そう思うとゾクゾクするニヤッ)
何より、Aと一緒にいられるから
貴「ありがとう^^
この、箱を開けるだけでいいの…
人間だけ取り込まれるわ…魂もあげる」
翔「よしっ…じゃあ、開けるか」
俺は、パンドラの箱を開けた…
〜数年後〜
「ねぇ、皆、どこいっちゃったの?
ここは、暗くて怖いよ…」
すすり泣く少女の弱々しい声
「大丈夫!こっちにおいで…
ここには、貴方を待ってる人たちがたくさんいるわよ?」
優しい女の声が、少女を包み込む
少女は、迷わずその声の方へと走った
「ハァハァ…皆…?」
そこは、さっきいたところよりも暗く…
冷たい地獄だった
「偉いわね…ちゃんと来てくれたの?
ご褒美に皆のところにつれていってあげるニヤッ)」
女には、真っ黒な羽と真っ白な羽をもっていた
「おっ、来たか
こっちに来いよ…
ちゃんと皆の所に連れてくからよニヤッ)」
大きな鎌をもった男が今か今かと少女を狙う
「ヒ、ヒィィ」
思わず後ずさったが
もう、逃げ場はない
「そんなに怖がるなよ♪
すぐ、終わるから」
そう言って、鎌をふりあげた
ザッ
ドサッ
魂を奪われた体は人形のように空っぽになった
「後、300人かな…」
「はぁ?まだ、箱のなかに生きてる人間なんているんだな♪」
「そうね…そろそろ、下界に戻りましょう」
「おぅ!!」
下界には、自然と少ない建物のみ残されていた
勿論、住んでるのは…
クロウ「あっ、A、翔…」
綺羅「二人とも遅いぞ!!」
バンパイアのクロウと狼男の綺羅が、迎えてくれた
もう、ここは人間の支配下ではない
我々、妖怪の世界だニヤッ)
まだ、雑貨屋は続けてる
もう、必要なくなったけどな♪
ん?
まだ、人間がいたんだな
後で、魂抜いて皆の所に連れてってあげるから待っててね…
*See you agen*
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サクヤ(プロフ) - 面白いです(・ω・)【ホリック】のような話ですね。これからも頑張って下さい! (2016年10月16日 17時) (レス) id: fcc84377d6 (このIDを非表示/違反報告)
クロまろ - 「ある雑貨屋では....」の、マンガを書いてもよろしいでしょうか(´・ω・` (2015年9月5日 15時) (レス) id: 1a31fc48aa (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - すごくおもしろかったです!とても読みやすくて良かったです! (2015年1月16日 17時) (レス) id: bf41b4fea0 (このIDを非表示/違反報告)
雪フリー - この小説最高です!!ホラーが嫌いな私でも楽しく読めました♪ (2014年11月6日 4時) (レス) id: 4853fcadf3 (このIDを非表示/違反報告)
ゾフィー隊長 - すごくおもしろいです! (2014年6月10日 18時) (レス) id: 2417cb6af6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2013年9月23日 6時