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ナイフが61本 ページ17

「ハエが止まるようなスピードと汚い手でうちの生徒触るなど
 ふざけるんじゃない...!!」

先生は顔を真っ黒にして怒った


不良たちは息絶え絶えに立ち上がり
何かに怒りながら先生の方へと呟いた

「エリート校はセンコーまで特別性かぁ...?
 手前も肩書で見下してんだろ?
 馬鹿高校と思って舐めやがって!!」


リーダーと思われる人物は
全然研がれていない普通のナイフを片手に先生の所へと走った


「エリートではありません」


そう先生は一言呟くと
黄色い触手を一気に伸ばして不良たちを殴った


「確かに彼らは名門校の生徒ですが」


次に襲ってきた不良二人の首に触手を巻き付け
空中で顔からぶつけて落とした


「学校内では落ちこぼれ呼ばわりされ」


刃物片手に襲ってきた人の腕に触手を巻き上に放り投げて
足(?)の触手で回りの不良を蹴り飛ばした


「クラスの名前は差別の対象になっている
 ですが彼らはそこで様々な事に実に前向きに取り組んでいます」

殴りかかってきたリーダーと思われる人の腕を触手で掴み

「君たちの様に他人を水の底に引っ張るような真似はしません」

そう言って後ろへと投げ飛ばした


あーあー...これもうやってる事が人じゃないよ。
相手はそこまでの事を考えられなさそうな奴らだからそこまで問題は無いけど

何やってんだよ国家機密さん...

私は怒りを通り越して呆れて
自らの鞄からもしおりを取り出した


「学校や肩書等関係ない清流に住もうが、溝川に住もうが
 前に泳げば魚は美しく育つのです」


前に泳げば美しく...か。


私は赤羽の方へ行き
手に持っているしおりを二つともヤツに押し付けた


「さて、私の生徒達よ。彼らを手入れしてあげましょう
 修学旅行の基礎知識を体に教えてあげるのです」

そう言われ渚君たちは不良の背後に回り
しおり(鈍器)を不良に叩きつけた


「あははwww体に教えるwww(物理)だねwww」

倒れた不良をゲラゲラと笑ってから
私は赤羽の所へと行った

「ボロボロにされていた赤髪の少年くん。
 今の気分は如何程?」

そう言ってスッと手を差し出す

「まあ、ましにはなったんじゃない?」

相手は私から借りたしおりを二つ手の上に置いた

そのうち一つを鞄に仕舞いながら
もう一つをタコへと投げた

タコは「にゅや!?」などと言いながら本を受け止め
マッハで本をどこかへとやった

ナイフが62本→←ナイフが60本


おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキーキャラクター

倉橋陽菜乃


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茶乃 - 一から描いたときはお知らせくださいね! (2020年9月29日 7時) (レス) id: 1fb9d3d65d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜章 | 作成日時:2019年3月17日 13時

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