【HQ】ポジション:マネージャー

ep.28 似てるようで似てない ページ29

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ついにゴールデンウィーク合宿最終日がやって来ました

今日は待ちに待った音駒との練習試合です



試合場所は学校の体育館じゃなくて、市の体育館だから学校からバスで移動してきた



音駒高校も既に到着してると言うので、選手達は先に移動して、私は潔子さんとふたりで荷物を持って後から移動する






『音駒高校の方たちどんな感じでしょうね！』

潔子 ｢そうね、どんな人達でもほいほい着いて行っちゃダメだからね｣

『安心してくださいよ大丈夫ですって！
…あ、これ持ちますね』

潔子 ｢ん、ありがとう｣








荷物を抱えて入口の方へ向かうと

先に行ったはずの選手達がちらほらいる


多分、赤いジャージの人達もいるから、あれが音駒高校なんだろうな



すごい個性豊かそう〜と思いながら見ていると


すごい形相でこっちを見てる音駒の人と目が合った

なんか龍にモヒカン付けたみたいな


潔子さんも気付いたみたいで、ふたりで会釈をする

これから対戦する訳だし、失礼のないように…



するとその人はいきなり叫んで飛び跳ねるもんだから、潔子さんの危機察知レーダーが反応して私を庇うように私の前に立った


おお、潔子さんお強い…


多分怖い人ではなさそうですけど…







その人が向こうに走り去って行ったのを見て、また歩き出す潔子さん



潔子 ｢気をつけてね｣

『ありがとうございます』



なんて言ってくれるけど、潔子さん美人さんだから私が本当は守ってあげたいくらいです









潔子さんの後を追って体育館に入ると、


大きい体育館に感動する日向



その奥には大地さんと、多分音駒の主将が挨拶してる


お互いずっとニコニコして見つめあってて、手は握られたまま



なにこれ、カオス？





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