私はS級ヒーローです【ギャグ】【逆ハー】

何も出来ず、役に立てない -Episode four- ページ47

言われて中に入ってしまったが勝手に入った時よりかは招待された時の方が朝とは何かが違う気がする。これが招待済みの力、という訳か。

Aさんはちょっと待ってて、すぐ茹でるからと言うとその場に俺を座らせ、流しの方へと行ってしまった。朝は特に気にしなかったが、やはり先生の家の中の作りと同じの様だ。

…俺はどうしていればいいだろうか?何か手伝った方が良いのか?

Aさんは何か百面相しており、また悩んでいる様である。

…何かあるのであれば自分を頼って欲しい…そんな感情を持つのはおかしい事だろうか?

どうやら何かをまた棚から出そうとしているのようだ。ここは俺が行くべきだろうか。

「俺も手伝います!」

俺はその場から立ち上がりAさんの元に向かうがAさんは何故かそれを両手で止めようとしてくる。

「それ以上近づく事は許しません!!Youはお客、そこにsit down!」

俺に向けていた手を下に向けると急激に自分の体が重くなるのを感じ、その場にひざまついた。

彼女は俺が座った事により満足したのか、興味が無くなったのか下に向けていた手を戻し、元の場所に戻っていった。

…やはり、俺では頼りないという事なのだろうか?

Aさん、俺は貴方の為に何が出来ないのですか?俺では頼りないですか?

俺では…貴方を支える事は出来ませんか…?

…止めよう、虚しくなるだけだ。

きっかけは小さなもので -Episode four-→←彼女は何の為に?-Episode four-

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