夏風邪 ページ30
朝、目が覚めると物凄い体のだるさに襲われた。
なんだか寒いし…だるいし…
でも顔は熱っぽい…？
風邪かなぁ…
体温計を脇にはさみ、出てきた数字は
『38.7』
熱があるのが確定しました…
まだこの時間はキヨくんも起きていないから、
ひとまずリビングに行って、雑炊を作った。
マスクをして、常に家にある風邪薬と、冷えピタと飲み物食べ物をもてば
部屋にこもる準備は完了。
最後にリビング全体を消毒。
カップ麺もまだあるし、大丈夫かな。
キヨくんは寝てると思うから、LIMEでこの事を伝えた。
Aキヨくんおはよう
A私は熱が出ちゃったので、今日1日部屋にこもります。移したらいけないから、私の部屋には入ってこないでください
っと。
ひとまず雑炊を食べて、薬を飲んだ。
薬が効いてきたのか、だるさとかは取れてきた。それと共に眠気が私を襲った。
副作用だろうか。
おでこに冷えピタを貼って、ベッドに横たわり、眠った。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼
目が覚めて最初に目に飛び込んできたのは、キヨくんの心配そうな顔だった。
「うわっ！？なんで…？なんで入ってきてるの？！」
キ「心配だったから…入らないでって言われたけど、マスクしてたら大丈夫かなって」
「だめだよ…キヨくんまで風邪引いちゃったら大変だよ…
ほら、出てってくださいー！」
キ「やだ！俺はここにいるんだー！！」
子供のように駄々をこねる彼。
その執念に負けて、私は部屋にいることを許してしまった。
「風邪引いても私知らないからね？！」
キヨくんは慣れないながらご飯を作ってくれたりしてくれて、凄く心強かった。
キ「なんか食べたいものない？」
「うーん…プリンとか？甘いものかなあ」
キ「わかる。風邪引いたとき甘いもの食べたくなるよね。よし、じゃあコンビニ行ってくるわ。」
「わかったー。いってらっしゃーい」
キヨくんがいなくなった家は急に静かに感じられて、今行ってしまったばかりなのに、もう寂しくなってきた。
キヨくんに電話しよ。
ﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃ
キ『もしもし？！なんかあった？！」
「ああ！いや、何もないけど、なんか寂しくなっちゃって…」
キ『今コンビニ出たところだから、もうすぐでつくよー』
「ええ？！はっや！」
キ『あっ…はぁ…もう…ついたついた』
キ「Aー！ただいまー！」
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雑食の林檎(プロフ) - *〜ゆら〜*さん» コメントありがとうございます!!ゆらさんのお陰で頑張れます!!これからもよろしくお願いします (2020年8月30日 2時) (
レス) id: 0a1352cbdd (このIDを非表示/違反報告)
*〜ゆら〜* - 面白いより自分がその気になります。頑張ってください…!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑食の林檎 | 作成日時：2020年8月16日 13時
