・ ページ47
アンチコメントや批判は少なくはなかったけれど、私達のことを応援してくれている人もたくさんいた。
それはとってもありがたいことで。
正直、LIVEをしたときは心臓がばくばくなって、指が小刻みに震えていた。
キヨくんが手を繋いで大丈夫だよと言ってくれていたけど、キヨくんも震えてるのがわかった。
それだけに、応援のコメントがたくさん届いたときは嬉しくて涙が出てきた。
「はぁ…」
安堵の息を吐いたその瞬間だった
ﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾝ…ﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾝ
「あ」
電話の人物は、お母さんだった。
お母さんとお父さんには、インターネットでの活動のことは話していて、いつも動画を見てくれているらしい
ただ、キヨくんのことはなんとなく言えてなかったから、それについてかもしれない…
活動のことを話したときは協力的だったけど…
恋愛のことは話したことなかったからなあ…
母『A放送お疲れ様』
「お母さん…見ててくれたの？」
母『うん。まさかあんなに素敵な彼氏さんがいるとはねえ…』
「紹介できてなくてごめんね…」
母『ううん。言いづらいもんね。わかる。』
「えへへ…」
母『ああやって大っぴらにしたんだから、結婚は考えてるんでしょう？』
「……うん。そう。」
母『それなら、年末、うちにつれてきなさい。キヨさんも一緒に年越しするわよー！』
「ええー？！」
母『なによー。なんか文句あるの？』
「いや、ないです…」
このテンションの母は誰にもとめられないのです
キ「どしたー？でかい声出して」
「お母さんがさっきの放送見てたらしくて。キヨくんと年越ししたいんだってー」
キ「ええっ？！」
「やばいよね」
キ「そっか…そしたらお父さんもいるのか…？」
「うん…。そうだね…。」
キ「…………わかった。」
そういったキヨくんは、何かを決心したような、強い瞳をしていた。
もう季節は冬。
12月だ。
Youtuberのゲームで盛り上がる実況者たち！！！→←ティッシュ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雑食の林檎(プロフ) - *〜ゆら〜*さん» コメントありがとうございます!!ゆらさんのお陰で頑張れます!!これからもよろしくお願いします (2020年8月30日 2時) (
レス) id: 0a1352cbdd (このIDを非表示/違反報告)
*〜ゆら〜* - 面白いより自分がその気になります。頑張ってください…!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雑食の林檎 | 作成日時：2020年8月16日 13時
