【鬼滅の刃】色々ツッコミたいけどとりあえず自分の顔が可愛すぎる。

37.ただの屍の様だ ページ38

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まともな考えをチャッピーに伝えたところで違う意味でタイミング良く隊服を届けてくれた男性。きっとお館様から派遣されたのだろう。

彼は支給された隊服を置いて襖を閉じた。




『合ウカ着テミロ』

「……ははっ！そうだね！はははっ!!」




何事も無かったかの如く私は言った。夢の国のネズミの如く甲高い笑い声を上げて言った。


ん？あれ待って、ネズミとか言っちゃ駄目だったっけ。ごめんなさいもしかしたら今世界中のディズニーファン敵に回した。




「まあタイミングが悪かったのは仕方がない。念願の隊服だよ！こんな高価な物を私が身につけて良いのかな!!ね!?」

『逆二着ナイト駄目二決マッテンダロ考エ ロ阿呆ガ』

「有り難く着させて頂きます!!!!」




着用していた仮の衣類を脱ぎ捨て、隊服に身を通す。背中には滅と書かれており肌触りも上々。

この隊服は、普通の衣類では無い。まさに鬼特攻の装備である。特別な繊維で出来ており、雑魚鬼の爪や牙では切り裂けないらしい。なのに軽く水にも火にも強い様だ。




ドラクエで言えば最上装備だな。一体どれだけ金かかるんだろう。魔物倒すの面倒くさいよな！！まあ倒すの鬼だけど。




「もうザギとかザラギで全部倒せればいいのにね。でも私役職魔法使いでも無く剣士だからさ」

『意味ガ分カラナイ』

「分からなくて良いんだよ。うんうん」

『・・・・・・』



返 事 が 無 い た だ の 屍 の 様 だ。



再びチャッピーは顔をくしゃっと歪ませた。嫌そうな顔の原点である。まあ現代日本で馬鹿売れしたゲームですわ。




「あとは刀だね。いつ届くの？」

『刀ハ二週間後程後ダ。ソレマデ最終戦別ノ疲レヲ取ルトイイ。マア無イト思ウガ』

「二週間？……暇じゃん！！！！」

『マアナ』



二週間も宿屋で何をしろと。

今更だけどスマホも無いし、ゲームも無い。もちろんドラクエも無い。(しつこい)
大正時代って現代っ子ＪＫには中々厳しくない？？




「しょうがない。じゃあ炭治郎達に文を送ろうか！」

『オ前文字書ケルノカ』

「えっ」



原始人か何かだと思ってる？書けるわ！！！！！！

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