恋愛シミュレーション*°番外編*°

. ゜*。:゜２１ ページ21

.


二宮「うん、やっぱAのハンバーグは最高にうまいわ。」


.


ハンバーグを食べながら、私にむけて、ありがとって笑顔で言ってくれた。

この笑顔は、優しいから、変なこと考えてない証拠。


.


.


松本「うん、普通にうまいわ。」


.


大野「うーん♪すごいおいしいねぇ。」


.

...てゆーか！

めっちゃ美味しそうに食べてるけど、あの人、誰なの？


.


.


.


...失礼覚悟で、聞いちゃおうかな。

仕方ないもんね！和が教えてくれないからだもん！！


.


「あのっ、...。あなたは誰なんですか？」


.


大野「...ふぇ？おいらのこと？」


.


そう言って彼はまた、ふにゃっとした笑みを浮かべた。

...怒って、ないの？


.


大野「おいらはねぇ、にのの恋人だよ？」


.


.


...はい！？

和の恋人！？このふにゃふにゃした人が！？


いや、まず私が恋人だよね？


.


二宮「違いますから 笑 この人は大野智。

俺の高校の２学年先輩。」


.


大野「へへへー笑 だましてごめんね。智とか、智くんって呼んでくれればいいから♪

んじゃ、よろしくね。」


.


「あっ、はい。よろしくお願いします。」


.


大野「敬語とか、他人行儀だなぁ...。タメ口ね？決定だからね？」


.


「...わかった。よろしくね、智くん？」


.


そう言うと、握手を求められたので、握手をした。

大野さんの手は大きくて、あったたかった。




...なんて思ったことを言ったら、きっと。

和に殺されちゃうから言わないけど。

. ゜*。:゜２２→←゜:。* ゜.２０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す