社畜はメイドに恋をする。【観音坂独歩】

二歩目 ページ2

「た、ただいま。」

「ではお席ご案内しますね。どうぞ。」

「はい。ありがとう…ございます。」



店内に入ると可愛いメイド服を着た女の子がたくさんいる。内装も凄くふわふわしていて可愛くて、これが若い子が言う"ゆめかわ"と言うやつなんだろうなと一人思っていた。

カウンター席の端に案内され、今日のメンバーの中にAちゃんがいるかちゃんとチェックした。





よし、いる。←





「お水失礼しますね〜」

「ぁ、あの…」

「はい、ぁ、ご注文お決まりですか？」

「はい。この看板メニューのスペシャル☆オムライスで。」

「了解しました！ケチャップを描く時に好きな子を指名できるんですけど、誰かいますか？？」

「えと、その、、Aちゃんで。」

「はーい。じゃあ、出来たらAちゃんが持ってきてくれるので待っててくださいね。」

「お願いします。」



やった…。指名できた……。
前に来た時はAちゃんのお客さんが多くて中々直ぐに指名出来なかったけど、今日はツイてる！
あぁ、神よ……ありがとう←
今日の為にあのハゲ課長から文句を言われても頑張ったんだ、、、としみじみ思いながら待っていた。




「ご主人様、スペシャル☆オムライスお待たせしました〜。……て、ぁ！独歩さんだ！久しぶりですね！元気でしたか？？」








ぁ、可愛い俺の天使が来た。

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