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未来編 ページ4

※これも書きたいとこだけです。

未来編での雲雀さんとの邂逅

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「ああ、きみかい」


あれ?おかしいな。なにか幻聴が聞こえるような。

私なにもやってないんだけどな。

クスリキメてないのに幻聴が聞こえるってもしかして病気?


「いつまで無視してるつもり?」


あ、むしろこれは私じゃなくて別の誰かに話しかけてるのかもしれないね!

だれだよ!無視してるやつ!咬み殺されるぞ!


「きみは前から変だったみたいだね。もう少しまともだと思ってたけど」

「前からってどういうことですか!」


あっ。

反応しちゃった。つい。


「…存外馬鹿だねきみ」

「雲雀さんじゃないですかこんにちは。あははじゃあ私行くところがあるんで」

「こんなところでなにをするのか教えてくれる?ゲームセンターもバッティングセンターもショッピングモールもないんだけど」


未来編の並盛荒れようやばくない?こんなもん?うそーん。

てか雲雀さんの口からバッティングセンターって言葉が出ることにびっくりなんだけど。


「そもそもきみ、10年前でしょ。」


言外に、全く知らない土地のどこに目的地があるというのか、って言われてるわけだ。

いや皮肉られてるだけだわこれ。

別に全くじゃないでしょうよ。10年くらいなら、まあ…大して変わらないでしょ。


「10年じゃほとんど変わらないとでも言うつもりかい。きみならとっくにわかってると思ってたけど」


…普通の土地なら10年くらいじゃ全て変わるなんてことはない。それはそうだ。

でも、この10年は普通とは違う。


「あー…そうですね」

「納得したみたいだね」

「まあ……てか雲雀さんちょっと私と親しげなんですね?10年後の私と仲良いんですか?」

「は?」

「ナンデモナイデス」


仲良くないのにそんな話しかけてくる?雲雀さん割りとフレンドリーなんじゃないの?

キャラ崩壊だよそれ。ちゃんとキャラは守らないと!

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作者名:深縹 | 作成日時:2014年11月15日 21時

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