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グルッペンside
戦況は好調。
このまま行けば、私達の完全勝利。
呆気なく終わって仕舞うのが少しばかり惜しいが、これも戦争だ。
勝利、ね。
そんな時だ。
ﾛﾎﾞﾛ[中央ゲート付近に異変！！]
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「……異変…？」
そんな通達は初めてだ。
急いで、トントンを護衛に付け、異変が有る、中央ゲートへ。
そこは確か、ゾムとAだったはずだ。
二人で喧嘩でもしたか？
それなら、あのロボロがあんなに焦る筈がない。
なら、何だ？
着いた時、俺とトン氏は絶句した。
それはまるで、戦場を無我夢中に、一心不乱に駆け巡る…殺戮マシン。
自分が傷ついていることも知らず、欲望のまま、欲望に従い、欲望に支配される。
あれは、何だ？
もう、人ではない。
けれど、泣いていた。
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「A！聞こえるか！！」
インカムを通じ、目一杯叫ぶ。
が、狂った彼女には、届かない。
ﾄﾝﾄﾝ「……グ、ルさん…あれ…」
トン氏が指を指した先に居たのは……倒れている、味方最大の脅威だった。
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「ゾム！！おい、ゾム…！！」
城から出て、ゾムの元へ。
しかし、奇妙な事に…矢が刺されているのに関わらず……血が出ていないのだ。
ﾄﾝﾄﾝ「……何でや？」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「わからん……と、とりあえずしんぺい神の元へ頼む」
ﾄﾝﾄﾝ「…わかった」
慣れた手つきでゾムを抱え、駆け足で城内へ、と消えていく。
やっと、周りに目を配り気付く。
近くで感じる、異様な気迫。
恐ろしい程、意図も容易く倒れていく人々。
死体を見ると、敵味方の区別すら出来ていない事が分かる。
今までの、どんな戦争よりも…しっかりと頭に目の前の現実が刻まれる。
当の本人は、泣きながら…笑っていた。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
し - 一気更新お疲れ様です。……………書きます。(意味深 (2017年9月19日 20時) (
レス) id: f5af2860e4 (このIDを非表示/違反報告)
サイコ狩り - 緑月翡翠さん、ありがとうございます！多分、そうですね…ガウァガウァですね。調べておきます！貴方様の作品が大好きなので嬉しいです！コメントありがとうございました！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: 1ecebe046d (このIDを非表示/違反報告)
緑月翡翠(プロフ) - あの、すみません。黒の宝石でしたらおそらくヘタマイトではなくヘマタイトだと思います。 (2017年8月17日 13時) (携帯から) (レス) id: b835eb55b1 (このIDを非表示/違反報告)
サイコ狩り - モノモノさんありがとうございます！そうですね、二重人格っぽい夢主ちゃん何となくサイコっぽいんですよ！（自分の手がそうさせるんだ。）是非、設定を付け足しておきます！もう一度申し上げます。ありがとうございまs…… 文章はここで途切れている。 (2017年8月16日 15時) (レス) id: 1ecebe046d (このIDを非表示/違反報告)
モノモノ - 面白いです！応援します！あの、設定のことなんですが夢主ちゃんに戦闘狂とかサイコとかって付け加えれないですかね？(脅威さん落ちなんで、ひたすら性格を近づけたいだけ)できれば、でいいリクエストです。 (2017年8月16日 7時) (レス) id: e9b24811de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サイコ狩り | 作成日時：2017年8月12日 4時
