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〔 kazuya side 〕
ピンポーン。
そう、僕が今インターホンを鳴らした場所は
分かってると思うねんなあ。
主「 はい 」
「 よっ！Aちゃん 」
主「 主役のご登場ですか 」
「 俺だけ？ 」
主「 いや先に居ますよ、ある方が 」
「 だれだれー？ 」
と言って、急いで靴を脱ぎ
リビングの扉を開けると
自分の家かの様にくつろいでる…
倉「 よっ 」
先輩が居た。
「 大倉くん昨日帰ったんとちゃいますの？ 」
主「 はっすんの誕生日祝いたかったんやて 」
倉「 言うな言うな、皆まで言うな 」
主「 言わせたん誰や 」
「 大倉くんだけ！？ 」
倉「 不満なんか。二日前に流星祝ったって聞いたで？しかも大橋から 」
主「 バラしてんの、あんたやん 」
「 大倉くぅーん 」
倉「 A、丈一郎呼べ 」
主「 えーっごめん、今日は来る約束した子が居るからそれで我慢してや 」
「 えっ！？だれだれ！？ 」
倉「 俺よりテンション上がるん辞めとけ！？ 」
主「 大倉どんまい 」
「 そろそろ来るんちゃう？ 」
それと同時にインターホンが
部屋に鳴り響いた。
主「 はーい 」
パタパタ、足音を立てながら
玄関の方へ向かうAちゃん。
倉「 A嬉しそうやろ 」
「 大倉くんが来てるからとかじゃないですよ？ 」
倉「 分かっとるわ 」
「 誰が来るんやろうなあ 」
そしてAちゃんと一緒に
リビングに入ってきたのは…
拓「 大橋くぅーーん！！ 」
「 あれ？にしたく？ 」
にしたくの後に、誰か続いて…る？
Aちゃんがもたもたしてる
主「 もーう、慣れたやろ！何してんの 」
「 どないした…ん…って、丈くん！ 」
丈「 何で俺呼ばれてんの 」
倉「 そりゃ丈橋の丈が居らんとなあ 」
丈「 だから大倉くん何してんすか 」
倉「 お祝いやん 」
拓「 あの、僕薄れてません？ 」
「 ごめんなあ？にしたく 」
拓「 あ！Aちゃん 」
主「 ん？ 」
拓「 大吾くんと正門くんも、もう少しで着きます！ 」
主「 有難う、拓哉 」
「 大ちゃんと正門も来んの？ 」
主「 いつものメンバープラスに大橋大好きの会のメンバー達を呼んでみてん 」
丈「 俺混ぜんなよ 」
拓「 あれ？丈橋月間じゃないんですか？ 」
「 確かに！にしたく良い事言うた！ 」
主「 公約守らん男は嫌いやぞー 」
倉「 Aのブラコンはここまでか 」
主「 せやなあ 」
丈「 なんっっっでなん！！！ 」
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作者名：ざきちぇ | 作成日時：2021年7月6日 4時
