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お幸せに!17歳と32歳 ページ50





貴「あ…

皆さん何をしてらっしゃるんですか?」






ようやく一仕事終えて廊下を歩いていると、局長さん達が楽しそうに談話してるのを発見した。

手に何かの本を持ってるのが見える。






近「おっAさん!今ね、真選組結成当時の写真を見つけたんだよ。いや〜懐かしいな」







私にも見せてくれた。




皆が笑顔で映ってるのを見て、私もつられて笑顔になる。


すると一緒に写真を見てた人が私の肩を叩く。







「アンタ、ちょっとコイツ見てみ?」


貴「?この人ですか…って!?」







写真の端に映ってる男性を見て私はギョッと目を見張る。






目付きが悪い緑色のモヒカンの人が映っていたから。


どう見ても警察の人じゃない。悪いけど言うならば連行される側。








貴「どちら様で…」






「知りたい〜?実はコイツ…」




「はいストップ!!」







私の背後から話を途中で遮る大きな手。



振り返ると…やっぱり予想通り。








貴「山崎さん」



山「えっと…仕事終わった?」





話題を逸らそうと必死なのは丸分かり。


でもその理由は今はまだ知らない方がいいかもしれない。







「はい」と返事をした。









…そうだ、忘れる所だった。





貴「山崎さん。ご飯食べました?お昼ご飯作ったんですけど…」



山「え゛…えっとぉ」









山崎さんは、う〜んと困ったような顔をした。



やっぱりアレは不味かったかな。






貴「前より上手くなってるって自信はあるんですけど…大丈夫ですよ、隠し味に餡子とかもう入れてませんから」













・・・う〜ん。



彼女もこう言ってるし。

仕事も大変な中わざわざ俺の為に作ってくれたんだし。





俺の為に…か。

こんな言葉一つで未だ浮かれられる自分って本当…







山「…ん〜…ここで働いてる身だし、俺も監察としてチェックは怠っちゃダメだよな〜」



貴「ふふ…嬉しいです」








甘いよなぁ…







芳「コラぁ!!アンタ何Aと喋ってんの!Aに近寄ーるなー!!」



山「げぇ!?まずい!」








身の危険を察知した俺は

Aの手を取り、そそくさと逃げ出した。













「やっぱ山崎のアレはモテ期だったんだな」


「え?どして?」


「だって…あの山崎が女の子二人に追われてるんだぜ?妬けるね〜」








…と隊士がぼやいていたのを、今現在追いかけられてる彼が知る由もなかった。









fin.

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沙月(プロフ) - 友達としてのところはマジで笑いました...二回くらい読み直したかも。そして、最後見たときの僕の突っ込み。『ちぇ。恋愛じゃねーのかよ。(途中までいい感じたったのによぉ?そしてザキ、怖いよ?ん?)』という情緒不安定でした。 (2019年4月10日 1時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 雪さん» そうですね。幸せになってほしいです。コメントありがとうございます。 (2019年1月3日 14時) (レス) id: e5295f2ff6 (このIDを非表示/違反報告)
- 山崎どうか幸せになってください (2019年1月3日 12時) (レス) id: 55babfbb1a (このIDを非表示/違反報告)
ハーレクイン(プロフ) - 作者様の作品よく読ませてもらってます!坂本さん最推しなので嬉しいです!最近山崎も好きなのでなんかもう楽しかったです!これからも頑張って下さい!山崎&坂本さんの作品沢山作ってくださいね!(図々しい) (2018年9月6日 23時) (レス) id: b56fa1b191 (このIDを非表示/違反報告)
- いい話ですねー(*`・ω・)ゞ (2018年8月20日 19時) (レス) id: 253e047399 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺羅 | 作成日時:2017年1月13日 20時

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