いい加減にしてくれ 【 Fischer's 】

# 32 ページ32

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you side*



『 はぁ…はぁ…ここは一体どこかしらー


足が疲れていて動けないんだけど(棒) 』








シ｢ いや待てよ！！ どこにそんな品のない姫がいるんだよ！！ ｣






『 うるさいなぁ！ あしいたいんだよ！！



ていうかなんだよこのセリフ！！ 女の子っぽくて気持ちわるい！ 』







ごめんね最初のは白雪姫のセリフだよ((


にしてもこんなこと言わないでしょ普通 ！！






ていうかシルクも王子様っぽくないくせに酷くない？？






シ｢ 皆これにかかってんだからな､お姫様よ ｣








『 う､分かってるよ… 』









しぶしぶ私は劇の練習に集中することにした









『 あ"〜 疲れた ！ 私ジュース買ってくる 』









シ｢ 俺の分も ｣








『 しゃーなしね 』








下へ降りて自動販売機に行ってジュースを二本買う


ちなみに私の好物はココアです､でも今は炭酸飲むよ((









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｢ 萩原さん､ちょっといいかな ｣









後ろに立っていた､一人の女子







確かシルクと同じクラスだってと思う









マサイの嫌な予感というのは当たるんだなぁ､嫌な予感しかしないぞこれ。









『 なにかな､ 横山さん 』









｢ あのね､萩原さんってシルクと付き合ってるの？ ｣









うわーよく言われるセリフNo.1だわ









『 有り得ないよ､あいつもなんか好きな人いるっぽいし 』









｢ へぇ… じゃあ私が奪っちゃってもいいんだよね？ ｣









『 …？ 奪うって？ 私は好きでもなんでもないよ？




アレだったら劇変わる？ 』









｢ え､いいの？！ ありがとう萩原さん！！





じゃあね､ ｣









横山さんは嬉しそうに帰っていった





私も劇なんてめんどくさいし､またシルクと噂されてもやだし









でも､胸のもやもやは消えないまま








こんど心電図しにいこ((

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