いい加減にしてくれ 【 Fischer's 】

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you side *




高校２年生の夏､友達が恋をした。






相手はうちの学校の人気者。









高校に入って初めてできた友達で､応援したいって思った。









｢ 私ね、告白してみようと思うの… ｣









『 …ほんとに？ 』









｢ うん､今日の放課後。



いけるかなぁ、 ｣






彼女はみんなの人気者で可愛くて運動神経もよかった。







皆そんな彼女と彼はお似合いだ､と言っていた。







『 大丈夫だよ、私応援してるから！ 』









｢ えへへ､ありがとうA 。｣








私はいつも彼女と帰ってるから放課後告白が終わるまで待っていた。









『 上手くいってるといいなぁ… 』









ガラッと勢いよくドアが開いた。







すぐに彼女だとわかって声をかけようとした､









彼女は何故か私に飛びついてきた。









｢ Aッ… ｣








『 え？ どうしたの？ 』






｢ 振れちゃったよ… ｣









直感的にわかった。




でも､彼女がここまで泣くなんてありえない。








きっと裏があるはずだ。









＿＿＿＿その理由を知るまであと30分

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