7話 ページ7
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今日も、彼女、Aの事だけを考えて。
机に向かって、便箋に鉛筆を走らせた。
書きたいことは沢山あるし、言いたいことも沢山ある。
それでも、簡潔に、そしてちゃんと意味のある物に、
たった1枚の便箋に、愛を込めて_
壁1面に、貼られた写真を指の腹で撫でて、
ゆっくり、傷付かないように、1枚の写真を剥がした。
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JM「かーわい…。」
太陽の様な、向日葵の様な笑顔のAに、
そっと、口づけをした。
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俺は可笑しいのか?
Aに、一目惚れをしてからは
毎日、1日も欠かさず手紙を贈っている。
それを一度、友達に言ったことがある。
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家に遊びに来た友達を、部屋に入れた。
そしたら、顔が真っ青になって、
「この写真…、A、だろ、?」
JM「うん、そうだよ?」
気安くAって呼び捨てしてたのは、イラついたけど
とりあえず、笑った。
「なんでこんなこと…っ。」
JM「好きだからでしょ、?他に理由なんて無いじゃんー。kk」
そしたら、友達は
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「気持ちわりぃ…っ。」
Aが可哀想だって。
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作者名:しむきん | 作成日時:2017年1月6日 17時