【マギ】僕が人間を嫌いになったワケ【ザガン】

８話 ページ10

今日は、ザガンと街にお散歩に行きました！

貴「ねぇ、ザガン！久しぶりにお散歩連れて行ってくれて、ありがと！(にぱっ)」

ザ「///っ…あぁ、いいよ。」

ザガンが肩車で私は、いっさいあるいてません！歩くよ、と言ったらダメ！とザガンに言われたので…

あっちから、ざわめく声と泣き叫ぶ声。ザガンは、私を抱きかかえて声のする方へ走り出した。

「誰か、助けてください！子供が…！！」

母親らしき人が助けを求め、泣いていた。だけど、誰も助けない。

貴「ザガン、下ろして。…可哀相に…」

子供に治癒の魔法をかけた。その間にザガンは、犯人を追っていた。私は、魔力を酷使したせいで息が上がり、視界がぼやけた。

貴「はっ…はっ…はっ…くっ…」

私が倒れてしまうだろうと思ったのか、ルフが魔力を与えてくれた。なんとかこれで…戻れる…と思ったけど…

トンッと何かが身体に突き刺さっていた。ナイフだ。血が溢れ、血だまりをつくっていく。

貴「え…？」

ザ「A！！」

悪魔のような笑みを浮かべる、犯人らしき人。それに気付いたザガンは、そいつを倒した。

貴「っ…大丈夫…」

ルフが魔力を送り続けてくれているので、治したが、ソロモン王に凄い怒られて、外出禁止になってしまった。

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