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ci「うわ、あいつ幹部相手にようやるわ…」
巻き込まれない様に…とこっそり扉に手を掛けると、
肩にぽん、と手を置かれた。
ああ、どうやら遅かったらしい。
身体をゆっくり反転させれば、笑顔の総統と目が合った。
gr「チーノ君、君も是非席について楽しんで行ってくれ」
ci「………ハイ、ゼヒトモ……」
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os「ケーキのお味はどう？」
シャオロンに反撃した後、顔についた甘いそれらを布巾で拭っていれば、
いつもより上機嫌(に見える)なオスマンに声をかけられた。
『ケーキ…？ああ、』
これの事っすか、と頬に伝ったクリームを指で絡め取る。
X国にもこれに似た形の甘い菓子はあったが、この様にふんだんにクリームを使ったものでは無い。しかもそれを最後に口にしたのも、まだ父や母と過ごしていた幼い頃の話だ。
os「もしかして、初めて食べた？」
『ええ、まあ。
想像以上に甘くてびっくりしましたけど、美味しいっす。』
本心でそう言えば、オスマンはふふ。と、更に頬を綻ばせた。
os「俺がいつも贔屓にしてる店で特別に作ってもらったん。
喜んでもらった様で何よりやわ。」
この人には何もかもを見透かされそうな気がして
2人で話す事を自然と避けていたのだが、
(仲間内にはこんな顔を見せるのか、)
思っていたよりも話しやすそうな人だ。
―――おーいA！酒もあるぞ！！
―――Aもロシアン寿司やるでー！！
オスマンと話していると、テーブルの方からお呼びが掛かった様だ。
今行きますと返し、オスマンにぺこっと会釈する。
os「落ち着いたらゆっくりお茶会でもするめう」
『(……めう？)……ういっす！』
ぱたぱたと去っていくAを見るオスマンの目は、穏やかだった。
ht「…どうだった？Aとのお喋りは。」
酒の入ったグラスを片手に、ひとらんが横に並ぶ。
テーブルの方を見つめていたオスマンは、その問いかけにプッと吹き出した。
os「ぷっ…ははは！wどうもこうも……w
あんなに裏表のない子初めて。面白いわ。」
いつか一緒に恋バナでもしたいめう〜とニッコリ笑みを浮かべたオスマンに、ひとらんらんは、
テーブルの方でワサビ寿司と格闘しているAに憐みの目を向けたのだった。
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あ(プロフ) - 更新待ってます...。。 (2022年11月26日 18時) (
レス) @page46 id: f1c4052875 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 黒カビさ〜ん！お久しぶりでっす！僕が最近いなかった理由をまとめたので見てくれると嬉しいです (2020年12月19日 16時) (レス) id: d1b989425f (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 桜良ゆきさん» 桜良ゆきさん、お優しいお言葉ありがとうございます…！；；亀更新となっておりますが、引き続き楽しんで頂ければ嬉しいですm(_ _*m) (2020年8月20日 15時) (レス) id: 0d84c7512f (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - Lunaさん» Lunaさん、おわーーーーコメ気付かず申し訳ない…！！；；；；亀更新となってしまってますが引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです…！ (2020年8月20日 15時) (レス) id: 0d84c7512f (このIDを非表示/違反報告)
桜良ゆき(プロフ) - いつも更新ありがとうございます！作者様こそ体調を崩されないよう、お気をくださいませ！気長に待っております⊂((・▽・))⊃ (2020年8月15日 13時) (レス) id: 82b27650f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒カビ | 作成日時：2020年5月20日 17時
