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卌弐ノ炎 ページ44

アオイちゃんとカナヲちゃんと話していれば、一刻なんてあっという間に過ぎてしまった



二人に別れを告げ炭治郎の部屋へ訪れる







『久しぶり炭治郎、目が覚めてよかった』


炭治郎「…A?」



すんっと炭治郎が鼻を嗅いだ、そういえば嗅覚が他の人より優れていると聞いた気がする





炭治郎「なんか…前より炎の匂いが濃くなった気がする、この二ヶ月の間に何かあったのか?」



『…うむ、、あったと言えばあったなぁ』







そして私は、少しずつ彼に話した

自信をなくして実家に帰ったこと、そして父に指導をしてもらい立ち直ったこと

…あと、父との関係も良くなったことも





そうすれば炭治郎は「よかったな」と優しい笑みを浮かべて微笑んでくれた









それから少し雑談をして、任務の要請が入ってしまったので私は蝶屋敷から大きな街へと向かっていた


着いた頃にはもう夜だった







『…うぇ、、人が多い…』


夜だというのに人は多く、あちこちにある明かりによって足元まで明るい

人酔いしてしまいそうになる




とにかく前に進もうとすると、突然後ろから来た人にぶつかってしまった

身動きがあまり取れず尻もちをついてしまった




『…いてて』


「大丈夫か…?」









ふと目の前に手が差し出された

その手をとり立ち上がる





『すみせ………………お前……』



すみません、そう言おうと手の持ち主の顔を見た瞬間脳が覚醒した

目が大きく見開かれる









初めて会った、初めて見た

それでも本能が感じた「こいつだ」と







気配も人のものではない、人の容姿に近いが人の姿に変えているにすぎない



目の前の男の口が開かれる


「杏寿郎…?」









確定した

こいつだ、こいつに間違いない



心の奥に眠る炎が…煉獄が踊り出す








『私は煉獄杏寿郎の妹のA
私は…お前をずっと待っていたよ、猗窩座


さぁ、死んでくれ』









※ここからの展開は原作とは別方向になります
ご注意下さい

卌参ノ炎→←卌壱ノ炎



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 炎柱   
作品ジャンル:アニメ
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烏璃(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております。本当に面白かったので今後も応援しています。番外編も小説になったのなら是非読ませていただきたいなと思う内容でした。楽しみに待っています。頑張ってください。 (2019年11月12日 22時) (レス) id: f27bf2df20 (このIDを非表示/違反報告)
為人(プロフ) - ありがとうございます!!!語彙力フル活動で頑張ります!! (2019年11月11日 19時) (レス) id: 8ac863d303 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ3。(プロフ) - わぁぁ!!好きです!! こういう作品大好きなんです!!応援してます!! (2019年11月11日 17時) (レス) id: 57e27a7918 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:為人 x他1人 | 作成日時:2019年10月27日 19時

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