丗陸ノ炎 ページ38
千寿郎side
姉上が帰ってきてから1週間経っており
話を聞けば自宅療養という形なのだと伺いました
しかし、帰ってきてからずっと庭を眺めてはため息をつくの繰り返しを続けています
4ヶ月ほど前、兄が亡くなり…それにつられるように姉が突然姿を消しました
私も父も精神の限界を迎えかけたところ
ある日突然戻ってきたのです
鬼殺隊の隊服を身につけ、刀を腰にさし、兄の羽織を身につけ、髪を緩やかにおろす姿は兄を連想させられました
私は母上のあまり記憶があまりありません、しかし兄は「母上が亡くなって、Aは変わってしまった」と言うのです
今まで姉上は、物静かに笑いなんでもこなせるような美しい人でした
しかし刀を持ってからは以前よりも格段に明るくなり、心から笑ってとても楽しそうなのです
これが本当の姉上なのだと思いました
だから言える、今の姉上は何かを迷っていると
父上と同じ表情をしているから
刀をふるえない私に言う資格はないかもしれない
だから、どうか代わりに姉上を救って欲しい
導いて欲しい
千寿郎「失礼します、父上」
私は父の部屋を訪れた
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烏璃(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております。本当に面白かったので今後も応援しています。番外編も小説になったのなら是非読ませていただきたいなと思う内容でした。楽しみに待っています。頑張ってください。 (2019年11月12日 22時) (レス) id: f27bf2df20 (このIDを非表示/違反報告)
為人(プロフ) - ありがとうございます!!!語彙力フル活動で頑張ります!! (2019年11月11日 19時) (レス) id: 8ac863d303 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ3。(プロフ) - わぁぁ!!好きです!! こういう作品大好きなんです!!応援してます!! (2019年11月11日 17時) (レス) id: 57e27a7918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:為人 x他1人 | 作成日時:2019年10月27日 19時