38話 ページ39
※5章ネタバレ
俺の過去が解決してしばらくして、忙しい日々を送っていた。
スカラビア寮から、寮長の副寮長がVDCに出場してオンボロ寮にて合宿していたためだ。
ジャミルの一件で、信頼が下がってしまった。
しかし、カリムが寮長らしくおさめた。
悪いのはジャミルだけではない
ジャミルに助けられた人か多くいる
そして、カリムは自分自身にも悪い部分があったと言い、副寮長から降ろさない意志を示した。
納得したものの、不満げな寮生もいたため俺はひとつの提案をした。
“今までジャミルに頼りすぎて、たまたまあのタイミングで爆発してしまった。恐らくないだろうが、再発防止のために副寮長をもう一人設置すればいい”
『＿＿と言っても、まさか俺がやらされるとは』
発言した瞬間、カリムを含める皆が俺に視線を向けた
“ならAがいいな！！ジャミルもきっと賛成するぜ！”
“クリスティア先輩は寮長でもありましたし、適任ですね！”
“寮長や副寮長と幼馴染ですし、僕らよりコミュニケーションが取りやすいでしょうから賛成です！！”
そう言われて、しぶしぶ承諾した
苦笑いする俺に、ジャミルが「自分で蒔いた種なんだ、俺の評価が戻るしばらくはよろしく頼むよ」と哀れみながらも、お願いされてしまった。
忙しかったが、カリムとジャミル達がステージで踊って歌うのを見て疲れも吹っ飛んだ。
それに、VDCが終わってだいぶマシになった。
『あ、学園長』
「おや、クリスティア君
最近意味の顔を見る頻度も減った気がしますね、素行が落ち着いて何よりですよ〜」
以前より顔が近くなった気がする
それも、ユニーク魔法で成長を維持していたが、そのストッパーを外して成長期中だからだろう
学園長「以前より背が伸びましたね〜
成長期でしょうか？いいですね〜若いって」
『それはどうも、そうだ。学園長あの件について考えてもらえましたかね？』
学園長「あぁ！そういえばそんな話してましたねぇ
問題ありません！！
いやぁ、君もやれば出来る子なんですね〜成績は優秀でしたし、素行を除けばどの企業も欲しがる人材ですし」
『ちょっと失礼な気がしますけど、本当のことなので黙っておきます』
学園長「君の成績なら普通に可能ですし、最悪アジーム家の支援含めコネがあるので大丈夫ですよ」
『言い方あれですけど、本当のことなので否定しません』
迫る4年生。
俺は、また一つ大きな計画を立てているのであった。
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為人(プロフ) - サイコパス人間さん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年8月17日 0時) (
レス) id: 8ac863d303 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス人間 - 頑張ってください！！これからも頑張ってください！ (2020年8月16日 23時) (レス) id: a7568b633b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：為人 x他2人 | 作成日時：2020年7月12日 2時
