検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:23,313 hit

31.漸く繋がった、互いの想ヒ ページ32

『ずっと、貴方は私のことを気にかけてくれた。...だからでしょうか。

いつの間にか貴方の事が好きになってました。』



与謝野先生に言われたとおり私は、自分の想いを思いのままに伝える


目尻が少し熱くなるのが分かった



敦「あはは、先、超されちゃった。」


顔を上げると彼の笑顔が見えた



敦「僕も君が好き。いつからだろうね。
...おそらく、一目惚れだ。
会った時からずっと。...だから。」



僕と、付き合ってくれますか___?



『っ!勿論っですっ!!』


敦「えっ!ど、如何して泣いてるの!?」


いつの間にか目から大粒の涙が零れていた



『っ...嬉しくて...!』



拝啓 お兄さん


天国で幸せに暮らしておられますか?

私、やっと本当の幸せを知られた気がします

全て、あなたのおかげてす

私は自身の異能力であなたを殺めてしまったけど...

許してほしい、とは云いません

ただ、一つ聞いてくださいますか?

ありがとうございました。

それだけでも、聞いてくださればもう思い残すことはありません

どうか、お元気で。



草々 A



_____


与「これでよかったのかイ?太宰?」


そんな二人を眺めながら与謝野先生は太宰に電話をする


太「嗚呼。最高のハッピーエンドじゃあないか。」


ふっ、と与謝野先生は笑い、空に浮かんだ月を眺めていた









あとがき→←30.今、想いを、貴方に



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。