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21.勘違い ページ22

『えっと...取り敢えず、来週の火曜日に指定された場所に来ればいいんですね?』



芥「嗚呼。宜しく頼む。」



私は芥川からその日の日程、場所諸々を聞き、予定を脳内で整理をする



『じゃあ、あの依頼をあの日に...
うん、大丈夫そうですね。
それでは、私は探偵社に戻りま...』



私がそう言いかけたときだった



?「芥川!!」



芥川に別れを告げようとすると、ある人の声が辺りを響かせた



『え...敦くん...?』



敦「おい、何してるんだ、芥川!
Aちゃんから離れろ!!」



険しい表情で芥川を睨む敦くん

慌てて誤解を解こうとするが、先に芥川が口を開いた



芥「早合点するな、人虎。
僕は其奴に敵意などない。」



敦「お前の言葉なんか信用できるか!!」



『ま、待って敦くん。彼の云っていることは本当です。私は別に何もされてませんよ。』



敦「え、そうなの...?」



誤解と分かったためか、敦くんはほっ、と安堵のため息をつく



芥「では、僕は退散しよう。
これ以上人虎と一緒に居たくないからな。」



敦「それはこっちの台詞だ、芥川!」



......。

噂には聞いていたけど、芥川と敦くんは本当に仲が悪いんだな...






敦「Aちゃん!大丈夫だった?」


『ええ。大丈夫ですよ。何もされてませんし。』



私がそう云った、その刹那



私の視界は真っ暗に染まった



『...え?』

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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時

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