【男主】ヒーローになりたくて【PRODUCE 101 JAPAN】 (ページ25)

今日:34 hit、昨日:75 hit、合計:9,223 hit

第一回順位発表式ページ25

Aside

今日の順位発表式で脱落者が決定する

久しぶりの制服に胸が踊る

続々と入場していき俺の番

『みんなのヒーローAA参上！！！』

「「ふぅぅ〜！！」」

席につくと上原潤くんが来た

潤「せーの！」

「「『ななめ上原潤！！』」」

他の練習生も入場し最後汐恩くんが席についた

練習生の間にある緊張感

みんなが不安な顔をしている

そこへナイナイさんの2人が来た

矢岡「「おはようございます」」

「国民プロデューサーの投票で、1回目の順位が決まりました！」

「62位から97位の練習生は脱落です」

前回発表された順位は12位

デビュー圏内ギリギリだ

矢「ランキングですが、前回から大きく変動がありました」

「それでは第一回順位発表式を始めます」

運命の61位は最後に発表されるらしい

安心したいから早く呼ばれたい気持ちと

前回より高い順位で呼ばれたい気持ちがまざっている

隣にいる豆ちゃんを見ると手が震えていた

絶対大丈夫だよと伝えるように手を握り発表を待った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

着々と席が埋まっていきついにデビュー圏内と61位の席のみとなった

まずは12位

矢「顔面最強とSNSで話題になっていました」

「誠くん？」

「Aくんもありえる」

不安になって豆ちゃんの手を強く握る

豆「大丈夫、」

矢「安藤誠明！」

安藤くんの席は遠いから豆ちゃんと拍手をする

席に着くと心臓の音がうるさくて周りの音があまり聞こえない

緊張せえへんタイプやのになぁ、なんて思いつつ目を閉じて呼ばれるのを待つ

矢「続いて6位の発表です」

「そのクールな見た目からは想像できない素直で明るい性格と天性の歌声を持つ練習生です」

豆「Aくんじゃない？」

拓「Aやろ」

矢「121万9687票を獲得」

頼む

呼んでくれ

矢「AA！」

ふっと力が抜け椅子にへたり込む

豆ちゃんに抱きしめられステージに向かいマイクを受け取る

矢「ポジションバトルでは経験が浅いながらダンスポジションに挑戦しました」

『国民プロデューサーの皆様、僕をこんなにも高い順位にして下さりありがとうございます！まだまだ精進致しますので応援、投票よろしくお願いします！！』

そして1位は蓮くん61位は古屋くんで第一回順位発表式が終わった