〔TOB〕氷の誓い (ページ20)

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第十八話:カドニクス港での戦いページ20

ライフィセットとユルールが話し合っていると追手が来たため、迎え撃つことにした

ユルール「一等対魔士さんか……これはこれは……(随分手の込んだ)」

そう言いながらそう思うユルール

「裏切者エレノア！覚悟しろ！」

等と言う対魔士達

ユルール「(これは彼女にはきついだろうね……)」

そう思いながらエレノアを見るユルール

エレノアが躊躇しているとロクロウがやって来て対魔士を斬りつける

ロクロウ「借りは返したぞエレノア！」

とそう言う

カディ「あ。見損ねた」

とそう言って後ろにやって来るカディッシュ

アイゼン「見損ねた？」

どういうことだと聞くアイゼン

カディ「二刀小太刀クロガネの切れ味とそれを使ったロクロウ」

しれっとそう言うカディッシュ

その後、カドニクス港へと向かうユルール達

ユルール「ご丁寧に人払いを済ませてあるね」

ヴェスター坑道を出て、カドニクス港に入ったばかりの所で見渡しながらそう言うユルール

ベル「それはそれで好都合よ」

ユルールの言葉にそう返すベルベット

ユルール「(シグレの太刀はムスヒよりは鋭くも強くもないからなんとかできる…はず)」

そう考えながらシグレの前へと着いたユルール達

シグレと戦う前、ベルベットとアイゼンアイコンタクトをする

ユルール「…(『ロクロウが作ってくれるだろう隙を見逃すなよ』っていうアイコンタクトかな

どちらにせよここで立ち止まるわけにはいかない……!!)」

ユルールも剣を構えながらそう考える

シグレ「さぁ来い！」

シグレがそう叫ぶ

ユルール「周りの対魔士は僕らが」

ロクロウにそう言うとベルベットより早く対魔士を攻撃する

ユルール「氷狼撃!!」

氷を纏った狼の闘気を対魔士にぶつける

「ぐあ！」

対魔士が吹っ飛んだ先にアイゼンが先回りし追撃する

アイゼン「行くぜ！拍子(ダンディスト)！」

「があ！」

アイゼンの拳が綺麗に入り対魔士一人を倒す

カディ「雷風刃！」

ベル「アンヴィバレンツ！うあああ！」

カディッシュとベルベットの技が決まり、同じく倒す

ユルール「後は……」

チラッとロクロウを見るユルール

ロクロウ「おおお！」

シグレ「おぉ！」

シグレに向かうロクロウ、そのロクロウを楽しそうに迎え撃とうとするシグレ

ユルール「(ロクロウはまだ彼には勝てない……さて、どうするのかな？)」

そう考えながらシグレに挑むロクロウを見るユルールだったー…