光28 ページ29
ライラ「セルゲイさん達も、きっと理解してくださいます」
ロゼに優しく言うユルールの言葉に頷くとライラがスレイ達に言う
ハーレイ「(セルゲイの性格なら教皇の気持ちも分かってくれそうだな)セルゲイならわかってくれる」
ライラの言葉にハーレイがセルゲイの性格を思い出し頷きながら言う
ミクリオ「問題は枢機卿の領域にどうやって対応するかだよ」
スレイの反対隣にいるハーレイの言葉にミクリオも小さく頷いて同意するとそう言う
スレイ「それなんだけどさ。解読できないかなー?」
ハーレイとミクリオの言葉にスレイは少し考えると言う
ミクリオ「碑文の暗号をか!?」
ロゼ「自分で解く気?」
スレイの言葉に驚いたミクリオと弱冠引いているようにみえるロゼが言う
ハーレイ「(……本気、か?)」
スレイの言葉に驚いてハーレイは固まってしまう
スレイ「無茶じゃないだろ?人が考えた物だし、なにより面白そうだ」
何ともないように、楽しそうにしながらスレイはミクリオ達に言う
カディ「だが、どうするんだ?枢機卿の領域……縄張りに碑文はあるんだぞ?解読するのも難しいが碑文を見るのも難しいぞ?」
スレイの言葉にカディッシュがおいおい……としながら言う
ユルール「碑文を見に行って捕まるのだけは避けたいね……」
カディッシュの言葉に困った笑いを浮かべ頬を少し掻きながらユルールは同意する
ミクリオ「そうだけど、せめてヒントぐらい教えてもらわないと……」
そんなカディッシュ達二人の言葉にミクリオは頷くとスレイに言う
村長「導師よ、こちらえおいでください」
スレイ達のやり取りを見ていた村長がスレイに言うと洞窟の奥へと行く
ユウナ「村長さん、もう大丈夫なのかな?」
そんな倒れたばかりである村長の後ろ姿を見ながらユウナが言う
ハーレイ「スレイ、教皇の後を追おう」
スレイ「ああ」
洞窟に向かった村長を見たハーレイはスレイにそう言い、スレイは頷くと村長を追って奥へと向かう
ハーレイはデゼルの後ろについてスレイ達を追っていく。その時に一番後ろでカディッシュとユルールが何かを話しているのを見るが気にせずにデゼルを追っていく
スレイ「ここって……?」
村長に追いつくとそこにはムスヒの紋章がある扉があり、その側に村長が立っているのがハーレイの目に映るのだったー……
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作者名:クーシー | 作成日時:2018年3月24日 22時