〔TOZ 〕意志継ぐ光の天族 (ページ11)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:4,330 hit

光１０ページ11

青年「スレイ……？」

青年はスレイと知り合いのようで、「何故いるだ？」というようにスレイに驚いたようにしながらスレイに聞いてくる

スレイ「え、えと……」

そんな青年に驚いてか吹っ飛んでいった憑魔に驚いてかスレイは言葉に詰まる

ロゼ「あたしロゼ。あんたは？スレイの知り合い？」

言葉に詰まるスレイにロゼがスレイより少し前に出て青年から守るようにしながらに聞く

ミクリオ「ああ、マーリンドで……彼とはボールス遺跡で会ったんだ。スレイと同じで天族が見えるんだ」

ロゼや事情を知らないデゼルとユウナ、ハーレイが側に寄ってミクリオが説明する

ロゼ「あ～。だからユウナ達が見えるんだね」

ミクリオの説明にロゼがユウナ達を見ながら名前を言う

ミクリオ「うん。スレイと同じ境遇らしいから、それでユウナとデゼル、ハーレイが見えるのは彼自身が霊応力が強いからなんだと僕は思う」

青年「そうなんだ」

ミクリオ達が説明していると青年の同意する声に振り向く

エドナ「あなたはどうなの？」

青年にエドナが傘を回し近付きながら聞く

青年「僕もゴドジンに」

ユウナ「同じ目的地だね！」

ユウナが青年の言葉に言う

青年「そうだねユウナさん」

青年は説明で一度しか言っていない名前を言って頷く

デゼル「もう覚えたのか」

ハーレイ「ミクリオは一回しか俺達の名前言ってないのに……」

デゼルとハーレイが青年の覚えの速さに驚く

青年「記憶力にはちょっと自信があるから」

デゼルとハーレイに微笑む青年はデゼルとハーレイに答える

ハーレイ「(こいつ……本当に人間なのか……？)」

目の前の青年にハーレイは思う

カディ「それで……？お前はどうしてここにいる……？」

カディッシュがキセルを吹きユルールに聞く

青年「ふふ……機嫌が悪いとキセルを吸う癖は昔からだねカディ」

カディッシュに青年は笑う

カディ「ほっとけ……」

カディッシュは顔を背ける

ライラ「カディさん、お知り合い……ですか？」

皆を代表しライラがカディッシュに聞く

カディ「昔の知り合いだ……」

カディッシュはライラに顔を背けたまま答える

ユルール「知り合いって……昔旅した仲間じゃないか」

ユルールが困ったように言う

ハーレイ「(ピュウイも知ってるぽいしな……)」

肩のピュウイがソワソワしていることにハーレイが考える

カディ「昔、な……それでお前の目的は何だ？」

ハーレイが考えているとカディッシュが青年に目的を聞くのだったー…