検索窓
今日:13 hit、昨日:16 hit、合計:5,049 hit

第八十五話:聖殿パラミデス  十二章 ページ37

テラリア達が解いた仕掛はやはり石碑の両側にあった仕掛を解くためのものだった

それぞれの部屋を探してみると最初の杯には無かった【証】の雫型をした宝石が目の前にあり、それ以上のものは望めないため最初の杯の下へ戻り【証】をくぼみへとはめ込んでみる

すると、ぴったりとそのくぼみに【証】がはまる。はまった【証】にベルベットが【証】に触れる

最初の杯は神殿内の重要な装置なのだろう、一番最初に仕掛を解いた時よりも神殿がが反応したようにテラリアは感じた

杯の後ろを流れていた水が消えていき、【証】からは光が失われていき黒くなった

ユルール「どうやら一度のみ反応するようだね。他にも同じような盃と【証】あるかもしれないね」

そんな【証】の様子にユルールが言うとベルベットは【証】をちらりと見るとそうねと簡単に応じ、先に進むため、流れていた水が消え現れた扉に向かう

テラリア達はベルベットを追い扉を開ける。狼の業魔と壁の側に業魔に倒されただろう対魔士がいた

ベル「警備は蹴散らしてくれたけど、こいつは……」

ベルベットの言葉に反応したのか先に見える扉を見ていた業魔は唸りながらテラリア達へと体の向きを変える

ユルール「あれは……!」

マギルゥ「こやつ、胸にアメノチ様の紋章をつけておる!あれは巫女証じゃぞ!」

体の向きを変えた業魔の胸元に見えたアメノチの紋章にいち早くユルールが業魔が何なのか理解したのだろう、声を上げ、マギルゥが簡単に説明をした

ロクロウ「さっき聞いた母娘の母親の方」

カディ「マヒナだな」

マギルゥの言葉にテラリアは手を握りしめる。ロクロウとカディッシュもわかりこの目の前の業魔が誰なのかを言う

エレノア「そんな……!」

ロクロウとカディッシュの言葉にエレノアはユルール、マギルゥの言葉ではまさか……とは思っていたのだろう。だからこそロクロウとカディッシュ2人の言葉に驚愕し、困惑したような声音で言う

テラリア「(すまない……)来るぞ!」

心の中で業魔に謝ると弓を手に具現化させると同時に業魔の跳ぶような体勢にテラリアが跳びかかり攻撃してくるとわかり叫ぶ

カディ「散れ!」

テラリアの言葉にそれぞれが武器を構え、最後にエレノアが武器を構えた瞬間、業魔が跳んだためカディッシュが叫ぶ



ユルールはその場に残り、跳びかかってきた業魔がその爪を振りかざし攻撃をしてくるのをユルールは受け止めるのだったー……

第八十六話:聖殿パラミデス  十三章→←第八十四話:聖殿パラミデス  十一章



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.8/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:テイルズ , ベルセリア , 導師
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。