第三十四話：第二の嵐３ ページ37
荒船「やっぱりこいつら噛むんじゃねーか！！わぁぁぁぁぁぁ！？」
火澄「哲っちゃん動き読んでれば大丈夫だから！！」
聞こえてきた反対側にいる同級生の叫び声(内一人はとても必死)に閃は思わず思いっきり顔を顰めた
そして、これが防衛任務中でなければ頭を思いっきり抱えていただろう
別役「大丈夫っす！痛くないんで！」
通信越しに別役が叫んでいる荒船に言ったのだろう。声が聞こえた
それよりも、こいつら噛むのか。閃は別役の言葉に目の前のトリオン兵を倒しながら驚く
いや、本物の悪たる別役なら何が起きても不思議ではないのかもしれないと謎の納得感を感じた
火澄「話ややこしくなるから何も言わないでくんない！？」
そんなトリオン兵を倒しながら一人納得しているところに火澄の切実な叫び声が聞こえてきた
木崎{俺と近衛、荒船と長谷川で相手をする}
倒しても倒しても絶え間なくゲート発生装置が送られてきて減っては補充されるトリオン兵を目の前に木崎が屋上に集まっているスナイパー達へ通信を入れる
そしてその木崎の一言に荒船の犬嫌いを知るスナイパー達(この場で知ったスナイパー達も含む)は思った
この完璧万能手は鬼だ、と……
閃も少し鬼畜だ…とは思ったが、木崎の判断は間違っていないと思う。何せ前衛をやれるのが４人のみだからだ
だが………
荒船「うあぁぁぁぁぁ！？」
完璧万能手で荒船の目指す憧れである木崎の通信にさえ荒船は反応できずにトリオン兵を斬り叫ぶ
閃「あー！喧しい！叫ぶ暇があったらトリオン兵を倒せ！」
流石に閃は荒船の叫びに耐えきれなくなり反対側でトリオン兵を倒している荒船へ叫ぶ
火澄｛一応はトリオン兵を倒しながら叫んでるよ！｝
耐えきれず叫んだ閃の叫びに荒船のフォローをしながらトリオン兵を相手にしているだろう火澄が叫んで答える
屋上のトリオン兵倒しに手こずる閃達に応援部隊として地上組から緑川と辻の２人がグラスホッパーを使い屋上へとやって来てくれ(主に犬嫌いで犬型トリオン兵のため叫ぶだけの荒船側の救援として)トリオン兵を倒していく
がトリオン兵の数は減りやすくなったもののトリオン兵が送られてくることに変わりはない
閃「地上組の誰かにさっさとこのトリオン兵を送り込んでくれる奴を相手にしてもらんねえと、何時までも集中的に援護出来やしねえな！」
向かってくるトリオン兵に周りのトリオン兵を相手にしつつ倒しながら苛つきながら叫ぶのだったー……
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クー(プロフ) - 優珂さん» ご指摘ありがとうございます！ (7月12日 23時) (
レス) id: 1741a37ba0 (このIDを非表示/違反報告)
優珂 - 狙撃銃を構えてる時にレーダーに写る事になるのでグラスホッパーとバックワームの位置入れ替えた方がいいですよ。 (7月11日 23時) (レス) @page2 id: 74d3bdb7ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆで卵(プロフ) - すみません突然！！当真勇の名前間違えてます…！当馬になってます (2021年7月27日 13時) (レス) id: a14af7ea27 (このIDを非表示/違反報告)
z5pzuchg3c4hfbe(プロフ) - クロエさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年1月17日 15時) (レス) id: de6d266c98 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2021年1月17日 12時) (レス) id: 60aaeffad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クーシー | 作成日時：2017年6月20日 19時
