[WT]流星の使い手 (ページ6)

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流星４ページ6

新しい出会い(三雲にとってはある意味衝撃的な出会い)から数日後……

あさひは久し振りにスナイパーの訓練に出ていた。音もなくどこにいるかを発見し撃つ。当たるとマークが付くあの訓練に

弓形のイーグレットを構えながらトリオンを放つ

ピコン

誰かに当たった。直ぐに動く

が

ピコンとあさひも誰かに当てられる

あさひ「(４時の方向……)」

弓を構えるとスコープが現れ、弦を引いてより正確に照準を合わせ

あさひ「(そこだ……！)」

ピコンと当たったであろうとあさひは直ぐに場所を移す

どこかの建物内部の角でどこに被弾したかを確認をする

あさひ「(左肩……左太腿……右腰……右足首……)意外に被弾してる……」

数えて被弾している数にあさひはショックを受ける

あさひ「左肩は東さんだったはず……東さんはしょうがないか……太腿の番号は確か………当馬さんか……」

訓練前に誰がどこに入ったのか最後に入ったあさひはわかっているため番号で誰によって被弾したのかをわかっている

そのため、当てた場所によって(人にもよるが)は訓練終了後に冷たい視線が当てた人物には待っている

あさひ「腰は……番号が見えないけど奈良坂でしょうね。足首は……誰？」

思い出しても出ない相手はまぁいいだろうと確認を終え、あさひは次なる相手を探しに向かう

が

訓練が終了の合図が聞こえる。訓練が終了するとブースへと自動でブースに戻る。自身のいたブースからいち早く出ると次々と出てくる隊員達を確認する

あさひ「(やっぱり左肩は東さん、太腿は当馬さんで足首は……あの小さい子？確かトリオンが一月達と同じ位多い……)」

同じＣ級の女の子と話す小柄な女の子を見るあさひ

あさひ「頑張ってほしいものね」

小さく笑い、小さく呟く

「お疲れ様あさひ」

そんなあさひに声をかける人物が一人。その人物へ直ぐに向き直る

あさひ「お疲れ様です東さん」

誰なのかわかるとあさひはお辞儀をする

東「あぁお疲れ様」

お辞儀をするあさひに東はもう一度お疲れ様と労う

あさひ「任務や練習で中々参加できずにすみません」

頭を下げてあさひは東に謝る

東「予選の練習だろう？大会連覇もかかっているから力が入るだろ」

明るく東が言うと頑張るんだぞ、と言ってあさひの頭を撫でる

あさひ「はい……／／／」

恥ずかしそうにしながら東の言葉に上層部には見せなくなった表情であさひは頷くのだったー……