[WT]流星の使い手 (ページ22)

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流星２０ページ22

あさひの上層部の会見ブチギレから数日……

上層部の会見にブチギレていたあさひも数日経ったことで落ち着いていた

ただし……

あさひ「怒っていないと誰が言いました？大体自分達の罪を隊員に擦り付けるなんて………ねえ？」

………温度を感じさせない表情と目をしながら言うあさひの怒りは、噴火中の火山の如く現在進行形で燃えたぎっている

……誰も落ち着いたとは言っても、怒りがおさまったとは一言も言っていない

怖い………

そして、現在………

あさひ「全く……上に立つ上層部のくせして何を言っているのか………」

怒りがおさまることはないが、木崎の手作りスイーツを食べに玉狛支部に来ていた

あさひ「ん〜……レイジさん、また腕を上げましたね。今回のスイーツも美味しいです」

むすりとした表情を一転させて、笑顔でスイーツを作った木崎へ礼を言う

ちなみに、あさひはスイーツを食べながら上層部(特に城戸司令、根付メディア室長、鬼怒田開発室長)へ文句を言っている………

木崎「そうか。まだあるから食べていけ」

スイーツを食べながらも上層部へ文句を言うあさひにまだまだまだ怒りがおさまる気配がないなと判断するとスイーツを更に作りながらもっと食べていくように進める

あさひ「ぜひ！」

木崎の言葉にあさひは不機嫌そうな表情を嬉しそうに食い気味で答える

そんなあさひの様子にフッと木崎は小さく笑うと待っていろと言って用意していたスイーツを運ぶ

あさひ「まぁスイーツ(これ)食べたからといっても、上層部(彼ら)への言いたいことはおさまりませんが……

私であれば何故負わなくてもいい責任を無理矢理(・・・・)背負わせられなければならないのかと問い詰めますね」

運ばれてきたスイーツの中からどれから食べようかと悩みながらあさひは“無理矢理”をかなり強調して文句は尽きないと言うとあさひはどれから食べるか決めると、そのスイーツを食べ始める

木崎「そうか……」

あさひの様子と言葉にそれなりに落ち着くまでどれ程スイーツを食べるのやら……と思いながら木崎はそうかとしか言葉を返せなかった

迅の予知と小南からの話である程度予想していた木崎だが、これはかなりの長期戦になりそうだと内心で思う

ちなみに、あさひをそれなりに落ち着かせるのに普段以上にスイーツを作ることになり、

材料費もいつも以上にかかったのは当然で、材料費の請求は城戸の下へと届けられたとかないとかー……