甘い匂い ９ ページ10
Aside
「さらに今からは鎹鴉をつけさせて
いただきます」
しばらく白髪の子の話を聞いていると
鴉が自分についてくれるらしい
白髪の子が手を叩くと鴉が飛んできた
『可愛い…』
私のもとへ来た鎹鴉は少し小さかった
「え？鴉？これ雀じゃね」
『善逸の鴉可愛いね！』
「え？絶対鴉じゃないよね！こんなときに
からかうのやめてよAちゃん！！」
私たちが喋っていると一人の男の子が鴉を投げた
『…！！』
「どうでもいいんだよ鴉なんて！刀だよ刀！！今すぐ刀をよこせ！！鬼殺隊の刀！！"色変わりの刀"！！」
そう言いながら進むと白髪の子を掴んだ
(止めなきゃ…！)
『その子から手を放して！』
男の子の腕を掴みながらそう言う
「なんだお前…！でしゃばってくるな！」
すると男の子は白髪の子を離して私の腕を掴んできた
「…！！Aちゃん…！」
善逸がこっちを心配そうに見ている
カナヲも少しだけれどこちらを見ていた
怖くて言葉がでない。余計に騒ぎを大きくしてしまったかもしれない。
そんなとき男の子の腕を掴む手が出てきた
「Aから手を放せ…放さないなら折る」
ついさっきの笑顔が嘘のように感じるくらい
炭治郎の顔が怖かった
「…っ！！」
その顔を見たのか男の子は私から手を放した
『あ、あの…炭治郎ありがとう…！』
「…あぁ」
何故か炭治郎が少し素っ気なかった
(どうしたんだろう…)
「お話は済みましたか？」
黒髪の子が声をかけてきた
そうだ…！まだ話の途中…
『大丈夫です…！話を反らしてしまって
すみません…』
黒髪の子は大丈夫と言うかのように頷いた
「では、あちらから
刀を造る鋼を選んでくださいませ」
鋼が置かれている台の前へ行く
「鬼を滅殺し、己の身を守る
刀の鋼は御自身で選ぶのです」
(どれも同じに見えてしまう…)
(私の…私自身の刀…)
私は少し深呼吸をしたあと鋼を取った
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葵羽〜best friend group〜(プロフ) - ヤシロ寧々さん» コメントありがとうございます！飽きないでいてくれて嬉しいです！(*T^T)可愛いとも言っていただけて本当嬉しい限りです！(*´∇｀*) (2020年8月9日 14時) (
レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
ヤシロ寧々(プロフ) - あ〜何回見ても飽きません！絵文字可愛いですね！ (2020年8月8日 21時) (レス) id: 21e260bbf8 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽〜best friend group〜(プロフ) - みっちゃんさん» コメントありがとうございます！可愛いと言っていただけて本当に嬉しいです！(*´∇｀*)神だなんてそんな…！私は紙ですよ！この作品を見てくださっているみっちゃんさんが神様です！応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年8月7日 18時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん - 夢主さん可愛いですね！この小説を作った人は神です！作者さんは神様です！これからもずっと応援します！ (2020年8月7日 7時) (レス) id: 7334fb0d50 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽〜best friend group〜(プロフ) - コノハさん» コノハさん、またコメントありがとうございます！可愛いと言っていただけて嬉しいです…！(*T^T)優しい雰囲気にしたかったのでそう言ってもらえて良かったです！ (2020年7月30日 20時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵羽 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月1日 15時
