その甘い匂いを俺だけのものにさせて。【竈門炭治郎】

甘い匂い　２９ ページ31

「おやぁ？君、前に俺が喰べ損ねた子と同じ髪飾りをつけてるねー！」




こいつが…こいつがカナエさんを…！



前に師範から教えてもらった…こいつ(・・・)の事を…！




『お兄さん！逃げてください！早く季雨さんの所へ帰ってあげて！』


「…っ！はい！どうかご無事で…！」


お兄さんを逃がしたあと戦闘の構えになる。



　『私はお前を許さない…！』


私が睨みつけるとそいつは笑った。何なんだこの鬼は。何を考えているのかが全く分からない。



　『何が面白いんだ！』


「可哀想だなぁって思って！君じゃ俺から見ると力が敵わない、面白いねぇ！」



『…ちっとも面白くない…私じゃ敵わないのは分かってる！けど、お前を葬る気持ちは変わらない！』


「はははっ！君本当に面白いねぇ！俺は童磨！君は？」


　『お前なんかに教えない…！教えたくない！』


　 睡蓮の呼吸 肆ノ形 浮水の切れ葉


頸を狙ったつもりが避けられて斬れなかった


(やっぱりそう簡単にはいかない…！)


　「おっと！結構動き速いね〜！」


　
　



　 睡蓮の呼吸 壱ノ形 水面花



この攻撃もまた避けられる。


　「じゃあ俺からも！ 血鬼術 蓮葉氷」


　…っ！来る…！


攻撃を避けたつもりが少し足に当たってしまった。


　『…っ！』


(こんな事で挫けるな！戦え！)



(少しでも…少しでも斬れ！)



私は決心して立ち上がった。









−−−−−−−−−−−−−
…童磨のキャラが掴めない…

ノロノロ更新、文才力なくて申し訳ないです…

多くの方からのお気に入り登録嬉しいです…！

本当にありがとうございます！

不甲斐ない作者でありますがこれからもよろしくお願いいたします！

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