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「…ん、おはよ。」
「ともくん、おはよ。」
「よく寝れた？」
「ぐっすり。ちょっと体痛いけど。」
「ははっ、ごめん。」
「謝る気、ある？」
「んー、ないかな？Aが可愛ええのが悪い。」
「なにそれ。」
私がちょっと不機嫌に言えば、
ごめんごめんって笑いながら謝るともくん。
昨夜のともくんとは、大違いだ。
「ともくん、スイッチはいると雰囲気変わるよね。」
「そう？」
「格好良いから無理。」
「じゃあやめる？」
「……やめなくていい。」
「ははっ、ごめん。
可愛ええからすぐいじめたくなる。」
ハニかんで私の頭を撫でるともくん。
行為の後そのまま寝てしまったからお互い裸で。
お互いの素肌が見えるのが恥ずかしい。
「いつまでもそのままのAでいてな。」
「うん。ともくんもね？」
「俺の心臓の音、聞く？」
そう言われてともくんの胸に耳を当てると
ドキドキと早い鼓動が伝わってくる。
二人の初めて、から何度か経験してきたけど
私もともくんもまだ初々しい。
いつまでもこんな二人でいれたらいいな。
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「来月から出張行ってくるな。」
昼食を終え、二人でソファーに座って
テレビを見ていたらともくんがそう言いだした。
「本社？」
「東京の予定。ビール会社の最初の打ち合わせに。
そこ決まったら、年明けから忙しくなるなぁ。
あと福岡の出張も近々あるかもしれへん。」
「ともくん引っ張りだこだね！」
「寂しい思いさせると思うんやけど、ごめん。」
「お仕事だもん、仕方ないよ！
ともくんのこと応援してるから！！」
「おおきに。Aがいてくれたら頑張れる。」
ふわっと私を抱き締めてくれるともくん。
ともくんの意外と厚い胸板、筋肉の付いた腕。
そして大好きなともくんの匂いに包まれる。
二人の時間が少なくなるのは寂しいけど。
お仕事だから、仕方ない。
けど、やっぱり寂しいな。
そう思った時にともくんが私から離れる。
「代わり、にはならへんかもやけど。」
そう言ってブランドのショッパーを私に差し出した。
「え？」
「昨日東京で買ってん。」
「私に？」
「ほかに誰がおるん？」
そう言ってハニかむともくん。
ほんとに驚かされてばっかりだ。
「ありがとう…！」
「おん。開けてみて？」
ともくんから受け取り、中身を開ける。
そこには香水が入っていた。
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アリス(プロフ) - はじめまして、読ませていただきました。まだwest事を知ったばかりなのです出来れば名前のとこメンバーカラーじゃなくて名前にしていただけると混乱せずに読めます。すいません (2020年2月1日 6時) (
レス) id: c378339859 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - さーさん» さー様 応援ありがとうございます^_^そう言っていただけて嬉しいです！そろそろお話がいっぱいになって移行しますが、移行後もよろしくお願いします！ (2019年10月31日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
さー - いつも楽しみに読んでいます！応援しています！今回もニヤニヤしつつ、感動しつつ読ませて頂きました。無理せず体調第1に考えてくださいね！ (2019年10月30日 21時) (レス) id: 716768484e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - なつきさん» なつき様 心配して頂きありがとうございます（ ; ; ）体調は無事良くなったのでこれからもマイペースで頑張ります！いつもほんとありがとうございます！ (2019年10月28日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あやかさん» あやか様 ありがとうございます(o^^o)待っていてくれていたなんてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年10月28日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年8月12日 9時
