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「口は塞がないのですか？」
「……塞ぎます。」
勇気を出して私が尋ねると
ともくんは照れた後俯いてそう答えた。
決める所はバシッと決めるのに
こういう所で照れるともくんは可愛い。
「A、すきやで。」
私も…なんて答えようと思った時には
もうともくんの唇に塞がれていた。
心地良いともくんからのキス。
ともくんに体を委ねるようにもたれかかって
ともくんの腰に軽く手を回すと
ともくんは優しく私を抱きしめてくれる。
そしてだんだん深くなる
ともくんとのキスに酔いしれる。
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「……ごめん、ベッド行くで。」
先程照れていた可愛いともくんはもういなくて。
大人の色気全開のともくんが私にそう言うから
私はもうドキドキが止まらない。
ともくんのお部屋の寝室は生活感がなく殺風景で
そこで今から始まる行為も何度も経験してるけど
未だに緊張するしもちろんときめいたりする。
愛おしそうに私を見つめる目とか
意外と厚い胸に冬なのに少し汗ばむ額。
そして最後の余裕無さそうに細める瞳。
ドキドキさせてくる要素が多すぎるのだ。
とは言ったものの私も行為の最中には
そんな冷静に考えられないのだけれど。
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「無理させてへん？」
「んーん、大丈夫。」
行為が終わった後は
ベタベタに甘やかしてくれる。
なんだかんだその優しさには甘えっぱなしだ。
「ともくん、だいすき。」
「俺もだいすきやで。」
私がすきだと伝えれば
絶対にともくんもすきだと伝えてくれる。
すごく安心する。
「亜美ちゃんとりっちゃんはもう2人も子供がいるし
えっちゃんも七瀬も最近結婚が決まったでしょ。」
「おん。」
「亜美ちゃんに聞いたんだけど
私の元彼も結婚が決まったんだって。」
「そうなんや…。」
「なんかよく分からないけど正直焦った。
ともくんがお父さんに言った言葉を
私は信じて待ってていいんだよね…？？」
正直、重い女の発言だと思った。
けど26歳になって周りが動き出して
焦る気持ちは誰にだってあると思う。
それにともくんの出身は兵庫で私は愛知。
異動があるともくんに、異動のない私。
先のことだって少しは不安になる。
だけどお父さんの前で咄嗟だったとしても
『2人で話し合って納得のいく未来にしたい』
なんて言ってくれて嬉しかった。
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アリス(プロフ) - はじめまして、読ませていただきました。まだwest事を知ったばかりなのです出来れば名前のとこメンバーカラーじゃなくて名前にしていただけると混乱せずに読めます。すいません (2020年2月1日 6時) (
レス) id: c378339859 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - さーさん» さー様 応援ありがとうございます^_^そう言っていただけて嬉しいです！そろそろお話がいっぱいになって移行しますが、移行後もよろしくお願いします！ (2019年10月31日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
さー - いつも楽しみに読んでいます！応援しています！今回もニヤニヤしつつ、感動しつつ読ませて頂きました。無理せず体調第1に考えてくださいね！ (2019年10月30日 21時) (レス) id: 716768484e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - なつきさん» なつき様 心配して頂きありがとうございます（ ; ; ）体調は無事良くなったのでこれからもマイペースで頑張ります！いつもほんとありがとうございます！ (2019年10月28日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あやかさん» あやか様 ありがとうございます(o^^o)待っていてくれていたなんてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年10月28日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年8月12日 9時
