レモン色の甘い恋*

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朝、裕太の後ろに乗って話す

『バイト許可出たの』







玉「マジで！？

良かったじゃん」









『裕太のおかげなの』









玉「俺？」









あのあと

お母さんが

裕くんもバイトするみたいで

宏くんの知り合いのとこでなら

安心なんじゃない？って

お父さんに後押ししてくれた





そしたらしばらくして

お父さん、勝手にしなさいって

曲げたの





それを裕太に説明すると








玉「でも、ガヤんとこで

働けなくない？

まぁ宏兄に口合わせすれば

いっか！ガヤにも」









『ん…でも

たいちゃんとこはいいかな…』









玉「A？どうしたの？」









『理由は特にないよ』









玉「それじゃバイトする意味ないじゃん」









『裕太はどうするの？』









玉「俺？俺は宏兄に

なんか服関係紹介

してもらおっかなって」









『裕太、昔からオシャレだもんね

いいと思う』









玉「A、ほら

着いたよ？降りな？」









すぐにいつもの曲がり角

着いちゃって話終わらさられる









『う、うん…』









玉「後でな」









たいちゃんとこ

働くの嫌なのは

要が働いて比べられるのが

嫌なんだもん







要…本当

女の子なら誰でも憧れる子

綺麗でスタイル良くて

頭良くて

なんでも出来て…







でもこんな私と仲良くしてくれて

優しい要が大好きなの

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